以下の様な読者を想定しています。
- ☑ 就職・転職の際に消防設備士も視野に入れている
- ☑ 自分が消防設備士になったら‥をイメージしたい
上記に当てはまる方には、是非とも熟読して頂きたいです!
消防設備士に向いていない人の特徴
✘ 不誠実な人
例えば消防用設備点検の時にズルをして、一つの部屋の感知器を試験したかどうかを後から見てもパッとは分からないわけです。
サボろうとすればできます、もし不備があっても『点検した時は正常でした‥』なんて逃げ方も可能っちゃ可能でしょう。
現時点では、それでも目先の「消防法上の義務をクリアする」って部分はバレずに達成できるかも知れません。
しかし手を抜いて点検報告書のみを◯にしたとしても、全然意味無いですよね。
消防法第17条の12にも 「消防設備士は、その業務を誠実に行い、工事整備対象設備等の質の向上に努めなければならない。」って謳われていますので、“不誠実な人”は向かないって話なのです。
✘ 想像力に欠ける人
例えばお医者さんであれば、多くの場合「目の前に命の危機がある」状況で仕事をする為、否が応でも自分の仕事次第で人の生死が分けられることが想像されるでしょう。
一方、消防設備士の場合は自分の仕事によって「人の命が火災から救われる」可能性の一端を担ってるものの、その死の危険が目の前にあるわけではありません。
ですから、時に「想像力で意図的に危機を目前に持ってくる」様な考え方が必要になります。
『ここで改修を提案して置かないと、もしも火災があったら‥』等の “もしも” をお客様よりも考えて提案し、お客様が納得して消防用設備等の設置・維持ができるという状況が理想的です。
✘ 接客・サービス業がムリな人
消防設備士の業務において顧客の声が直接自分に届くというのは “長所” でもあり、時に “短所” として捉えれられる場合もあります。
消防設備士の職場は「人の敷地」ですから、そこには建物の持ち主や利用者が密接に関与してきます。
できるだけ部屋に引きこもって仕事をしたい人や、不特定多数の他人と顔を合わせるだけでストレス‥という方は消防設備士にはならない方が良いかもしれません。
しかし、かく語る管理人も『部屋が好き』ですが、消防設備士の業務に従事した後に「お客様から直で感謝の声を聞くことができる」というのは魅力的で “やりがい” にもなり得ると気付きました。
何が何でも「人と一定の距離を置きたい場合」ならは、不向きだと言えるでしょう。
✘ その他の特徴
後は思いつくところだと‥、以下の様な場合も消防設備士に向いていない人の特徴になり得ます。
- ☑ 高給を取りたい
- ☑ ずっと現場もしくは、ずっとデスクに居たい
- ☑ お勉強をしたくない
以上『好き勝手ッ‥言いやがって!』と現役の消防設備士な方々に叩かれそうですが、裏を返して頂きますと「誠実業務の先に喜びがあったり、想像力を持ってする仕事に働き甲斐を感じられる。」って話等々にもなるかと。
◎ まとめ
- 「消防設備士とは‥」なんぞ大それた事を語られるアレでもないが、自分で少し “消防設備士に向いていない人の特徴” について考えた後、弊社員にも意見を募ったところ『それな‥!』って回答を頂けたので言及した。
- 目先の「消防法上の義務をクリアする」って部分はバレずに達成できるかも知れませんが、手を抜いて点検報告書のみを◯にしたとしても、全然意味無かった。
- “もしも” をお客様よりも考えて提案し、お客様が納得して消防用設備等の設置・維持ができるという状況が理想的であった。