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先日、㈱石井マーク様(@ishiimark_sign)が以下のツイートを投稿されていました。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) April 28, 2021
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庇(ひさし)の感知器【設置基準】
◎ 庇(ひさし)の長さ5m以上で感知器を設置
庇(ひさし)部分の長さが5m未満であれば感知器不要(※屋外扱い)で、5mを超えていれば感知器を設置します。
参考第 13 自動火災報知設備_明石市、第 13 自動火災報知設備_船橋市
ただし、消防法施行規則第23条第4項第1号ロ「上屋その他外部の気流が流通する場所で、感知器によつては当該場所における火災の発生を有効に感知することができないもの」については感知器を設置しなくてもよいと謳われています。
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◎ 差動防水の熱感知器がオススメ!
最も一般的な熱感知器は温度差を検知する “差動式スポット型熱感知器” ですが、5mを超える長さの庇(ひさし)に設置する場合は “防水” の機能を兼ね備えた “差動防水” を設置することが多いです。
参考差動式スポット型感知器 2種(防水型) BVN429221K Panasonic
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◎ 下がり壁がある場合は5m未満でも屋内扱い!
庇(ひさし)の長さが5m未満であれば屋外扱いで感知器の設置が不要でしたが、下がり壁等がある場合には直接外気に触れていても屋内扱いとなり庇(ひさし)の長さに関係無く感知器の設置を要します。
![フランクフルト タマスケ](https://aokimarke.com/wp-content/uploads/2021/04/スクリーンショット-2021-07-28-11.25.51-100x100.jpg)
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— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) April 28, 2021
もし庇(ひさし)の熱感知器を試験する消防設備士を見かけた場合、上述した様な事柄を想起しつつ凝視して下さいませ。
◎ まとめ
- 庇(ひさし)部分の長さが5m未満であれば感知器不要(※屋外扱い)で、5mを超えていれば感知器を設置した。
- 5mを超える長さの庇(ひさし)に設置する場合は “防水” の機能を兼ね備えた “差動防水” を設置することが多かった。
- 下がり壁等がある場合には直接外気に触れていても屋内扱いとなり庇(ひさし)の長さに関係無く感知器の設置を要した。