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特に予防技術検定は出題範囲がPDFで公開されているから、そこをしっかり勉強すれば合格できますよ!

本記事の信頼性
予防技術検定の出題範囲は「予防技術検定の検定科目の出題範囲について」(令和5年3月 28 日付け事務連絡)にて消防庁予防課から正式に公開されています。
共通科目の出題範囲
ここでは「共通科目①:燃焼および消火の理論に関する基礎知識」に関する内容の学習および、その範囲で出題される過去問と解説をしていきます。
最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)noteの予防技術検定「過去問テスト」で毎年更新しています。
併せて、このブログには載っていない最新の過去問情報ご参照ください。
共通科目④:査察並びに違反処理および防炎規制に関する基礎知識
◎ 設置維持命令とは?
設置維持命令については消防法 第17条の4〔消防用設備等又は特殊消防用設備等の設置維持命令〕にて以下の通り規定されています。
命令権者と受命者
消防長または消防署長は、防火対象物における消防用設備等が設備等技術基準に従って設置され、または維持されていないと認めるときは、当該防火対象物の関係者で権原を有するものに対し、当該設備等技術基準に従ってこれを設置すべきこと、またはその維持のため必要な措置をなすべきことを命ずることができる。
- 消防用設備等‥‥‥設備等技術基準
- 特殊消防用設備等‥‥‥設備等設置維持計画
標識の設置・公示
消防法 第17条の4〔消防用設備等又は特殊消防用設備等の設置維持命令〕の第3項にて準用することが規定されている消防法 第5条〔防火対象物に対する措置命令〕は以下の通りです。
③ 消防長または消防署長は、第一項の規定による命令をした場合においては、標識の設置その他総務省令で定める方法により、その旨を公示しなければならない。
◎ 貯蔵所等の質問、検査等
貯蔵所等の質問、検査等について消防法 第16条の5〔質問、検査等〕にて以下の通り規定されています。
命令権者・受命者
市町村長等は、危険物の貯蔵又は取扱いに伴う火災の防止のため必要があると認めるときは、指定数量以上の危険物を貯蔵し、もしくは取り扱っていると認められる貯蔵所等の所有者、管理者若しくは占有者に対して資料の提出を命じ、もしくは報告を求め、または当該消防事務に従事する職員に、貯蔵所等に立ち入り、これらの場所の位置、構造もしくは設備及び危険物の貯蔵もしくは取扱いについて検査させ、関係のある者に質問させ、もしくは試験のため必要な最少限度の数量に限り危険物もしくは危険物であることの疑いのある物を収去させることができる。


危険物取扱者免状の提示
○2 消防吏員または警察官は、危険物の移送に伴う火災の防止のため特に必要があると認める場合には、走行中の移動タンク貯蔵所を停止させ、当該移動タンク貯蔵所に乗車している危険物取扱者に対し、危険物取扱者免状の提示を求めることができる。
この場合において、消防吏員及び警察官がその職務を行なうに際しては、互いに密接な連絡をとるものとする。
証票の携帯・提示
消防法 第16条の5〔質問、検査等〕にて規定されている ❝○3 第四条第二項から第四項までの規定は、前二項の場合に準用する。❞ については以下の通りです。
② 消防職員は、前項の規定により関係のある場所に立ち入る場合においては、市町村長の定める証票を携帯し、関係のある者の請求があるときは、これを示さなければならない。
【過去問】共通科目④:査察並びに違反処理および防炎規制に関する基礎知識
設置維持命令
消防法第17条の4に規定する消防用設備等または特殊消防用設備等の設置維持命令に関する記述として、誤っているものは次のうちどれか。
1 消防⾧または消防署⾧は、政令別表第1に掲げる防火対象物における消防用設備等が設備等技術基準に従って設置されていないと認めるときは、当該防火対象物の関係者で権原を有する者に対し、当該設備等技術基準に従って、これを設置すべきことを命ずることができる。
2 総務大臣は、消防法第17条第1項の防火対象物における同条第3項の規定による認定を受けた特殊消防用設備等が設備設置維持計画に従って設置されていないと認めるときは、当該防火対象物の関係者で権原を有するものに対し、当該設備等設置維持計画書に従って、これを設置すべきことを命ずることができる。
3 消防⾧または消防署⾧は、消防法第17条第1項の防火対象物における消防用設備等が設備等技術基準に従って維持されていないと認めるときは、当該防火対象物の関係者で権原を有する者に対し、当該設備等技術基準に従って、その維持のための必要な措置をなすべきことを命ずることができる。
4 消防⾧または消防署⾧は、消防法第17 条の4第2項の規定による特殊消防用設備等の設置維持の命令をした場合においては、標識の設置その他規則で定める方法により、その旨を公示しなければならない。
貯蔵所等における質問・検査等
消防法第16条の5に規定する貯蔵所等における質問・検査等に関する記述として、正しいものは次のうちどれか。
1 市町村⾧等は、危険物の貯蔵等または取扱いに伴う火災の防止のために必要があると認めるときは、危険物を貯蔵し、または取り扱っていると認められるすべての場所の所有者・管理者または占有者に対して資料の提出を命じ、または報告を求めることができる。
2 市町村⾧等は、危険物の貯蔵等または取扱いに伴う火災の防止のために必要があると認めるときは、当該消防事務に従事する職員に、貯蔵所に立ち入り、試験のため必要な最小限度の数量に限り危険物または危険物であることの疑いのある物を収去させることができる。
3 消防職員または警察官は、危険物の移送に伴う火災の防止のため特に必要があると認める場合には、走行中の移動タンク貯蔵所を停止させ、当該移動タンク貯蔵所に乗車している危険物取扱者に対し、危険物取扱者の免状の提示を求めることができる。
4 消防職員または警察官は、走行中の移動タンク貯蔵所を停止させ、当該移動タンク貯蔵所を検査する場合は、必ず市町村⾧の定める証票を提示しなければならない。

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