さて今回なぜ6類のマーケティングについて話題にしたいかと言いますと、兼ねてより連載記事を担当させて頂いておりました月刊誌 “電気と工事” でお馴染みの工業系出版社最大手であるオーム社さんより消防設備士6類の参考書出版が決定したからです!
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恐れながら消防設備士6類マーケティングの本当の話をします。
◎ 著者に選ばれた理由
この度なぜ管理人の元に執筆依頼があったかといえば「電気と工事の編集部さんが消防設備士の参考書を更新する担当になったから」ってオトナの事情もあるのですが、以下の点で『コイツええんとちゃう?』って選ばれた事に繋がったと思っています。
管理人が執筆を担当するメリット
- 現場を知っていて、文字が書ける。
- ブログとかSNSで発信している。
- 建設業界内では、比較的まだ若手。
これらのメリットを活かした差別化を心がけた執筆をし、かつウリにして売り込むことで現在んところ市場を席巻している競合他社に打ち勝って選んで頂けるように工夫せにゃならんという話なのです。
◎ なぜ6類を受けるのか
消火器の整備・点検をする為の “乙6” は、初めに挑戦されるケースが多い消防設備士試験です。
乙6が登竜門な理由
- 受験資格が無い
- 消火器が設置されている建物が多い
どれから受けるべき?消防設備士試験を受ける順番と難易度ランキング
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6類の “整備” に関する需要
消火器詰め替え業務はオワコン!?
蓄圧式消火器の詰め替え業務について解説しているページですが、これより新品購入オススメする方が現在は圧倒的に多いです。
お客さんのメリット
消防法施行令第36条〔消防用設備等又は特殊消防用設備等について点検を要しない防火対象物〕の第2項にて、以下の通り謳われています。
有資格者による点検が必要な建物は“特定防火対象物で延べ面積が1,000㎡もしくは特定一階段等防火対象物” や “非特定防火対象物で延べ面積が1,000㎡のうち消防長又は消防署長が火災予防上必要があると認めて指定するもの”
6類の免状を取得するメリット
実務でマトモに活かす為には他の類とセットな事が条件ともいえる6類ですが、取得時に期待できるメリットといえば以下の様な点が挙げられるでしょう。
6類を取得するメリット
- 消火器について詳しい人になれる
- 面接時に6類があると多少は映える
- 「消防設備士」を名乗ることができる
実際のところ、ビル管とかであれば乙4(自動火災報知設備などの整備・点検)もしくは第二種電気工事士とって甲4の受験資格満たしてからGETといったルートが辿られることも多いです。
消防設備士は英語で「fire defence equipment officer」もしくは「fire protection engineer」といいます。
◎ 6類でミドルファネルに訴求
例えば『何か資格でも取ってみようかなぁ、消防設備士とか‥どうなんだろ?』というミドルファネルの段階にある人に、その次のステップとして定番である6類をオススメする等の具体的な提案ができれば本も売れるでしょう。
ミドルファネルって‥?
ミドルファネルとは「消費者の購買プロセスであるファネルにて消費者が興味関心や課題を特定した状態で、やや熱心に情報収集をしている段階のこと」です。
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‥ってなワケで、そういう本を執筆していきます。
消防用設備等や防火管理について、より多くの方に興味・関心を持ってもらうキッカケも作りたいと思っています。
引き続き宜しくお願い致します!
◎ まとめ
- なぜ6類のマーケティングについて話題にしたいかと言えば、兼ねてより連載記事を担当させて頂いておりました月刊誌 “電気と工事” でお馴染みの工業系出版社最大手であるオーム社さんより消防設備士6類の参考書出版が決定したからであった。
- 6類が狙うべきは “登竜門本” であり、例えば『何か資格でも取ってみようかなぁ、消防設備士とか‥どうなんだろ?』というミドルファネルの段階にある人に勧められる “聖書” みたいな扱いの本にしたかった。