強欲な青木
自家発電設備の負荷運転について、誤解を招く表現をして営業をされている業者が未だに後を絶たないのは何故でしょうか‥?
理由の一つとして、消防点検業者が発信を行っていないことが挙げられるかと‥お客様に損させない様に正しいこと伝えなきゃ!
管理人
以前、弊社へ以下の事実と異なる文言を含むリーフレットが持ち込まれました(※誤解を招く表現あり)。
[ 実負荷試験 ]
非常時に電力を供給する設備試験の際、全館停電させる方法。
実際に試験現場では各設備に人数を多数配置し、大人数での対応が必要となる為、実負荷試験は長時間となります。
電柱タマスケ
まだ「実負荷試験だと全館停電に‥」みたいな話してるとこあるの?、むしろ全館停電させる必要ない場合の方が多いやんか。
大規模なビルや病院等について、自家発に消防用設備だけではなく他の設備も繋がっていたりする場合のみ全館停電になる位でしょ!
管理人
こういう誤解を招くウソの混ざった文章がダメという件は、以前とある協会が既に消防庁より指摘を受けていたりするんです(※今回のリーフレットは別の協会のもの)。
非常用発電機の消防点検啓発活動を行う「(一社)日本発電機負荷試験協会」(JLA)(本部:東京都中央区、長坂五郎代表)の加盟企業が、営業目的で建物オーナーに配布した文書内に誤解を与える表現が複数記載されていることがわかった。文書を確認した消防庁は「消費者が事実を誤認する可能性がある」と指摘。データ・マックスはこれまで2度、JLAが配布した資料について消防庁の検証のもと、問題点を指摘していた。JLAは消防庁から厳重注意を受けているにもかかわらず、依然として不適切な表現を繰り返し使用していたことになる。
参考「懲りない」非常電源の点検普及団体 消防庁指摘もいまだ続く「不適切表現」、参考資料
審判タマ王
アウト!お客さんが素人で分からないからって、こんなナメ腐ったやり方でいつまでも通用すると思ったら大間違いでしょ‥ぼったくりバーと同じ営業方法で業界を荒らさないで欲しいっす。
何度か
弊社ホームページでも発信してますが今一度、建物オーナー・管理会社等の関係者様に自家発の負荷運転について
実負荷試験ができる場合の方が多くて割安な話を案内させて頂きます。
管理人
急いで自家発電設備の負荷試験の本当の話をします。
◎ 実負荷試験と擬似負荷試験の違い
参考自家発電設備の点検要領の改正等について
実負荷試験と擬似負荷試験の違いは、大まかに以下の通りです。
- 実負荷試験‥自家用発電機でバックアップする設備を実際に非常電源で動かした状態で、自家発の機器に異常が無いかを確認する点検です。
- 擬似負荷試験‥自家発でバックアップする設備と同容量程度の擬似負荷を自家発に接続して、自家発の機器に異常が無いかを確認する点検です。
実負荷試験
点検タマ王
例えばスプリンクラー設備の自家発について実負荷試験を行う場合、スプリンクラー設備の消火ポンプを起動させて、最遠の末端試験弁を開けて「水をジャー」とした状態で電源を自家発に切り替えて回すことで実際に火災が発生して停電が起こった時と同じ状況で点検ができるというワケです。
消火ポンプの容量ってのは最遠で十分な放水圧が得られるように設計・選定されていますから、スプリンクラーヘッドから放水する代わりに末端試験弁を開けることで消火ポンプが本気を出して回るって状況になってます‥そのパワーを自家発でバックアップした際に異常が無いかを見るのが実負荷試験。
管理人
この実負荷試験、ずっと前は計算上できないルールになっていた時期があったのですが、今は普通にできます。
実負荷試験の方がお得な場合が多々あるにもかかわらず、何故か未だに実負荷試験では全館停電が必要だとか誤情報を流して擬似負荷試験の営業をしている自家発メンテ業者(※自称)は不誠実な悪徳業者であると表現しても過言ではないかと。
参考自家発点検費用は擬似装置の要らない「実負荷」試験なら割安価格⁉
擬似負荷試験
擬似負荷試験では消火ポンプと同程度以上の電気を使う装置を自家発に接続し、自家発の状態を点検します。
参考自家発の負荷運転試験【乾式】
強欲な青木
平成30年に528号通知が出るまでは「定格出力の30%以上の負荷をかけて必要な時間連続運転を‥」というルールになっていたので、擬似負荷で試験することが多かったですね。
規制緩和‥というか元々30%負荷のルールが意味不明やったから当然でしょうか、非常時に消防用設備等で使用する電力(実負荷)だけでは30%に達しないケースが殆どですから。
管理人
施工管理ネコ
現在、実負荷でなく擬似負荷で試験すべき場合として挙げられるのは、非常用発電機に消防用設備だけでなく他の設備もバックアップしている建物でしょう。
多くの場合、例えば屋内消火栓やスプリンクラー設備の消火ポンプの自家発は専用で設けられているのですが、たまに(6)項イ 病院とかで他の回路と兼用になってる場合あるから要現地調査やね。
管理人
もちろん弊社では、実負荷試験および擬似負荷試験の両方を実施できますから、お客様にとって割安かつメリットの大きい方をご提案させて頂きます。
自家発電設備の負荷試験お任せ下さい
お問い合わせ
※お見積り無料です
◎ 悪徳業者にご用心!
総務省消防庁から直々に「負荷運転の営業活動等における不適切な情報にご注意!」というリーフレットが発布されている程、自家発メンテ界隈には悪徳業者が跋扈しています。
参考消防庁リーフレット、自家発負荷運転の悪徳業者にご用心!
強欲な青木
以前、いかにも『金のニオイ、嗅ぎつけてきましたッ!』と言わんばかりの人が
弊社の協力業者さんの伝手で実負荷試験を見学に来ていたと伺っております。
弊社員曰く
『あぁいうカネだけ欲しがって火災予防とか何にも考えてない連中に負けたくないんすよね。』と仰ってましたが、私も完全に同意なんですよね。
管理人
強欲な青木
ウソ混ぜたビラ撒いて客引きしてる悪徳業者に、ウチらの大切な人の命が係わる防火管理なんて任せられへんわ!‥アンタどっか信頼できる業者知らへんの!?
自家発電設備の負荷試験なら、実負荷試験・擬似負荷試験の両方を実施かつ、お客様にとって割安でメリットのある方を選べる
青木防災㈱に任せるのがいいですよ。
管理人
◎ まとめ
- 自家発電設備の負荷運転について、誤解を招く表現をして営業をされている業者が未だに後を絶たない為、実負荷試験と擬似負荷試験の違い等について紹介した。
- 「実負荷試験だと全館停電に‥」みたいな話をしていたが、大規模なビルや病院等では自家発に消防用設備だけではなく、他の設備も繋がっていたりする場合は全館停電になる可能性がある位であった。
- 弊社員曰く『あぁいうカネだけ欲しがって火災予防とか何にも考えてない連中に負けたくないんすよね。』と仰ってましたが、私も完全に同意であった。
自家発メンテ業者(※自称)
実負荷試験について