月間40万PVの管理人が実際やってる企業ブログ執筆マニュアル
①読者が求めるキーワード選定(5分)
ブログは「読者ありき」です。残念ながら、読まれないブログに価値はありません。
では、どうすれば読まれるブログが書けるかというと読者のいそうなキーワードを選んで記事作成するのです。
まず、管理人が『この話題でブログ書きたいな‥』と思ったら、ラッコキーワード(無料)でブログ内容に関わる検索キーワードを調べます。
例えば、このブログ執筆マニュアルの様なページ内容を作成したい場合まず「ブログ 書き方」と検索してみます。
この結果より、検索されているキーワード≒読者のいるキーワードだと分かるのです。
ここで、企業ブログの担当者がキーワードを選ぶポイント3つを紹介します。
企業ブログの担当者がキーワードを選ぶポイント3つ
- 伝えたい人を明確に設定する。(Ex. 5年前の自分、後輩の◯◯さん等)
- 自分達の強みを活かす。(Ex. 現場由来の一次情報を発信できる等)
- Web上にある情報が不十分である。(Ex. 法改正の解釈について誰も書いていない等)
これら3つの条件に当てはまるキーワードが見つかれば、金脈発見です。
②既存ページの調査(10分)
キーワードにボリューム(読者のニーズ)があったとしても、既に多くのページがWeb上にあれば読まれる確率が低くなります。
例えば「ブログ 書き方」のGoogle検索結果を見てみましょう。
ちなみに管理人は検索エンジンにGoogle Chromeを使っており、その拡張機能で「Ubersuggest」を追加しているのでキーワードのボリューム等の表示されてます。
上部には「ブログ 書き方」のキーワードに対して広告を出している企業ページがあり、検索順位1位にはエックスサーバーの公式サイトが食い込んでいます。
もし、選定したキーワードについて以下の特徴3つのどれかが該当すれば「①キーワード選定」に戻ることも検討すべきです。
避けるべきブログの題材3つ
- 競合ページが強すぎる。(Ex. 大手サイトがコンテンツ投下しまくっているキーワード等)
- 読者ボリュームが無い。(Ex. 無名人◯◯の一日を振り返る!‥みたいな誰も興味ない話等。)
- 確かなことがいえない。(Ex. 医療系の情報や法解釈について専門外な場合等。)
建設業系は情報発信が遅れているので、まだまだ穴場がたくさんありますよ!
③タイトル・見出しおよび概要の作成(30分)
「①キーワードを選定」~「②既存ページの調査」を一通り完了したら、ブログをスムーズに書き上げる為に記事の “概要” を作成していきます。
この作業をしてから執筆しないと、書きながら手が止まってしまうので必ず行いましょう。
ちなみに、こんな感じの手板使うのが好みです。
ブログの概要をザックリまとめて見出しを3~7つくらい作ってみましょう!
タイトルには「◯◯な方法3つ」とか3・5・7といった奇数を用いると目に留まりやすいそうです。
④WordPressに執筆(3~4時間くらい)
大枠を作成して、執筆すべき内容が頭の中にある状態になったらWordPress上に執筆していきます。
書く内容によってボリュームが異なるので一概に所要時間は言えませんが、3~4時間はかかります。
両方ガチで運用した管理人が「jimdo」と「WordPress」を徹底比較!
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⑤画像作成(1時間)
ブログを更新する際には、主に以下の2つの画像を作成します。
- アイキャッチ画像
- ブログ内の画像
アイキャッチ画像が読者の目に留まればPV数も伸びますし、ブログ内の画像も読みやすさUPに重要な役割を果たします。
今回、アイキャッチ画像のベースをCanva(無料)というツールを使って作成しました。
オシャレで、かつ時短して画像やプレゼンテーションを作成したい時にCanvaは重宝します。
参考【無料】画像作成ツールCanvaの使い方|有料版のメリットも解説
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画像、こだわる価値あり。
⑥情報の裏取り(30分~1時間)
ブログに書いた内容に間違いが無いかを確認する、いわゆるファクトチェックというやつです。
特に消防法が絡む本業ネタについては誤情報を流してしまうと読者に損失を与えてしまうリスクがある為、面倒でも細心の注意を払って確認します。
参考にした情報は、きちんと参照元としてリンク等を貼ることも忘れずに!
⑦SNS等で拡散(15分)
仕上がったブログ記事は放置したままでは誰の目にも留まらないので、TwitterやFacebook等のSNSを用いて世の中へ拡散します。
このとき「OGP(Open Graph Protcol)画像」が表示されるようにします。
OGP(Open Graph Protcol)画像とは‥SNS上でURLが共有されたときに、タイトルや画像・説明文などが表示される設定のこと。
☟こんな感じです。
【ブログ更新】
職場が主に「お客様の建物」である我々消防設備士にとっては、リモートワークなど無縁‥というワケでもなさそうです。
なんと「リモート消防点検」を実施している業者があるとのニュースがありましたから、トッププロ消防設備士の見地から解説していきます。https://t.co/ZMsIQMVvqn
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) August 2, 2021
OGP画像があるのと無いのでは読まれる確率が全然違うので、もし表示されていないのであれば設置しましょう。
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だいたい1つのブログ記事を執筆するのに6~7時間くらいかかっている計算になります。(※ボリュームによります)
共に、ブログ書いていきましょう!
◎ まとめ
- 会社の企業ブログ担当者向けに、月間40万PVの青木防災㈱企業ブログ運用している管理人がメチャクチャ回り道した結果、分かった事をマニュアルにして発信した。
- 読者が求めるキーワード選定してから既存ページの調査を行い、ブログの概要を書き出してから執筆していた。
- 画像作成や情報の裏取りに要する時間も含めると、だいたい1つのブログ記事を執筆するのに6~7時間くらいかかっている計算になった。