消防設備士 資格試験

【過去問】消防設備士甲種4類の試験に出た問題と解答@R3東京【実技】

過去問 消防設備士 甲種4類

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くみ@電工一種受験生

@denkou2kk2020

消防設備士の試験(6/20東京3回目)に出題された問題を送ります😃

参考くみ@電工一種受験生(@denkou2kk2020)さん

歌いタマスケ
歌いタマスケ
東京の街に 出てぇ来ました~♪
‥くみ様、貴重な情報ご提供有難う御座います!
くるりの東京をBGMにしながら、解説ご覧下さいませ!
管理人

これと同じ様な問題が本試験でも出る可能性が高いです、これから消防設備士4類を受ける方は必見!

 

【過去問】消防設備士甲種4類の試験に出た問題と解答@R3東京【実技】

◎ 鑑別

①自動火災報知設備の部品について

写真の部品について、次の各設問に答えよ。

自動火災報知設備 予備電源

(1) この部品の名称を答えよ。

(2) この部品について、P型受信機へ設置される場合の必要な性能に関する次の文について、空欄に当てはまる数値を答えよ。

監視状態を( ア )分間継続した後、2つの警戒区域の回線を作動させることができる消費電流を( イ )分間継続して流すことができる容量以上であること。

 

②自動火災報知設備の受信機について

写真の自動火災報知設備P型受信機について、以下の各設問に答えよ。

P型2級受信機

(1) この受信機はP型1級・2級・3級どれか答えよ。

(2) 設問(1)の判断理由を2つ答えなさい。

 

③写真の機器について

写真の機器について、以下の各設問に答えよ。

ガス漏れ火災警報器

(1) この機器を用いる消防用設備等について、その法令上の名称を答えよ。

(2) 写真の①および②について、それぞれ灯の名称を答えよ。

 

④感知器の配線

下図の感知器回路について、次の設問に答えよ。

感知器回路 送り配線

感知器の信号回路に関する以下の記述について、( ア ) ~ ( オ ) に当てはまる語句を答えよ。

感知器の信号回路は、容易に( ア )試験をすることができるように、( イ )配線にするとともに回路の末端に( ウ )、押しボタン又は( エ )を設けること。ただし、配線が感知器若しくは( ウ )からはずれた場合又は配線に( オ )があった場合に受信機が自動的に警報を発するものにあっては、この限りでない。

 

◎ 製図

①空調機械室がある(16)項ロ 複合用途防火対象物

以下の平面図は、令別表第一上の(16)項ロ 複合用途防火対象物の3階のものある。次の条件に基づき、自動火災報知設備の設備図を完成させなさい。

【 平面図 (単位:m) 】

設備 平面図

[ 条件 ]

  • 主要構造部は耐火構造であり、3階は無窓階には該当しない。
  • 1階に受信機が設置されており、階段・EVシャフトおよびPS等の竪穴区画は別の警戒区域とする。
  • 設置する感知器は最少の個数とし、法令上必要な箇所のみ煙感知器を設置する。
  • 天井の高さは3.1mで、梁等の突き出しは無いものとする。
  • 給湯室は、水蒸気が多量に滞留する場所とする。
  • 警戒区域は平面図の通りとする。

【 凡例 】

図面記号 名称 図面記号 名称
差動式スポット型熱感知器の図面記号 差動式スポット型熱感知器(2種) 警戒区域番号 図面記号 警戒区域番号
差動式スポット型熱感知器の図面記号 定温式スポット型熱感知器(1種) 終端抵抗 終端抵抗
煙感知器の図面記号 光電式スポット型煙感知器(2種) 機器収容箱 機器収容箱
P型発信機 P型発信機(1級) 配線(2心) 配線(2心)
表示灯 図面記号 表示灯 配線(4心) 図面記号  配線(4心)
地区音響装置 図面記号 地区音響装置 タマスケ 図面記号 タマスケ

 

(1) 凡例記号を用いて警戒区域⑤について、2心回しで適応する感知器を敷設して設備図を作成せよ。

(2) 凡例記号を用いて警戒区域⑥について、4心回しで適応する感知器を敷設して設備図を作成せよ。

 

②特定一階段等防火対象物の断面図

以下の平面図および断面図は、1~3階が(4)項 店舗および4~5階を(3)項ロ 飲食店の用途で使用されている防火対象物である。各設問に答えよ。

【 平面図および断面図 (単位:m) 】

特定一階段等防火対象物 平面図

3階 平面図

特定一階段等防火対象物 断面図

断面図

[ 条件 ]

  • 主要構造部は耐火構造であり、3階は無窓階には該当しない。
  • 階段・EVシャフトは防火区画を形成している。
  • 設置する感知器は最少の個数とし、法令上必要な箇所のみ煙感知器を設置する。
  • 断面図は竪穴区画の警戒のみ考慮する。
  • 配線などの記入は省略する。

【 凡例 】

図面記号 名称
差動式スポット型熱感知器の図面記号 差動式スポット型熱感知器(2種)
差動式スポット型熱感知器の図面記号 定温式スポット型熱感知器(1種)
煙感知器の図面記号 光電式スポット型煙感知器(2種)

自動火災報知設備を設置する場合に、最少となる警戒区域の数を答えよ。

平面図および断面図の適切な位置に、条件に従って感知器を記入せよ。

 

◎ まとめ

  • くみ@電工一種受験生(@denkou2kk2020)さんより「消防設備士甲種4類(6/20東京3回目)に出題された問題」を送って頂けた為、解説を行った。
  • 鑑別には自動火災報知設備の予備電源・P型2級受信機・ガス漏れ警報設備と灯・感知器の送り配線について出題されていた。
  • 製図には「空調機械室があるフロアへの自動火災報知設備の設備図の記入」および「特定一階段等防火対象物の断面図への感知器書き込み」等が出題されていた。
  • この記事を書いた人

管理人

【経歴】鈴鹿高専材料工学科 ⇒ 静岡大学工学部(3年次編入学) ⇒ 院 ⇒ 鈴与㈱ ⇒ 某A防災㈱ ⇒ 青木マーケ㈱※独立
【保有資格】消防設備士全類・危険物取扱者全類・第二種電気工事士・工事担任者(AI・DD総合種)・第三種電気主任技術者
【主な活動】月刊誌「電気と工事(オーム社)」コラム執筆・ブログ(月間40万PV)・YouTubeチャンネル「強欲な青木&消防設備士」の動画作成

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