以下のDMをTwitterにて頂戴しました。
入社6ヶ月目の消防設備の点検作業員です。 今回は千葉県の消防設備士乙種5類の試験をR4.2.13に受験して参りました。
5類は4類や6類より参考動画やネット記事が少ない中で、青木防災さんの記事は面白くて読みやすく問題の解説が解りやすくて、本当に良いものを創造していただきまして大変感謝しております。
今回千葉の乙5類に出題された問題を是非解説していただけたらなぁ〜と思いメッセージを致しました。 お忙しいところ誠に恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
参考サトタツさん(@SJNaJhNILjkjHW6)Twitter
これと同じ様な問題が本試験でも出る可能性が高いです、これから消防設備士5類を受ける方は必見!
【過去問】消防設備士乙種5類@2022/02/13千葉【令和4年】
◎ 実技試験(鑑別)
鑑別①緩降機の構成部品
写真の緩降機を構成する部品について、各設問に答えなさい。
写真A、Bの名称をそれぞれ答えよ。
A | |
B |
鑑別②救助袋の構成部品
写真の救助袋を構成する部品について、各設問に答えなさい。
写真A、Bの名称をそれぞれ答えよ。
A | |
B |
垂直式救助袋の全長が20m、斜降式救助袋の全長が25mの場合、誘導網の長さがそれぞれ何mか答えよ。
垂直式救助袋20mの誘導網 | |
斜降式救助袋25mの誘導網 |
鑑別③金属拡張アンカーについて
鑑別④斜降式救助袋の設置基準
降下空間の点検項目
- 降下空間は、器具に応じた大きさであること。
- 看板等の新設や樹木の成長等で障害となっていないこと。
- 電線がある場合は、降下空間から120cm以上の間隔を有していること。ただし、当該架空電線部分に絶縁措置が講じられていて安全と認められる場合は、この限りでない。
鑑別⑤緩降機の点検方法
◎ 筆記試験
機械に関する基礎的知識
(筆記試験では法律や構造より難しく感じ、実務ではそんなに意識していない分野で、5問中2問以上の正答が必須は鬼門でした…)
※2問目の断面係数が大きくて曲げ応力が小さくなるものだけでも教えていただけたら幸いです。
参考サトタツさん(@SJNaJhNILjkjHW6)Twitter
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◎ まとめ
- サトタツさん(@SJNaJhNILjkjHW6)よりTwitterのDMで千葉県の消防設備士乙種5類の試験をR4.2.13に出た過去問情報を提供頂けた為、丁寧に解説した。
- 実技試験(鑑別)には緩降機・救助袋の構成部品、金属拡張アンカー、斜降式救助袋の設置基準、緩降機の点検方法について出題されていた。
- 筆記試験の機械に関する基礎的知識は「はり」断面のうち、上下の曲げ作用に対して最も強い形状のものについて問われていた。
はじめまして私サトタツと申す者です。
@SJNaJhNILjkjHW6