そのとおりで、この質問に一言で答えるのは難しいんです。実務経験のあるなしと、基礎学力のタイプによって、必要な時間が4倍ちがうからです。
「50時間くらいですかね」と答えてしまうと、どちらかにウソをつくことになります。
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- 甲種・乙種別に、あなたに必要な勉強時間の目安を計算します
- 平日と休日に確保できる時間から、合格までの週数を算出します
- 試験日を入れると、そのペースで間に合うかを判定します
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さっそく、下から診断してみてください。
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YOUR STUDY PLAN
あなたの勉強時間の目安は
- 知識を入れるタイプの違う参考書を2冊使って理解する
- 問題を解く手を動かして、曖昧な部分を見つける
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※表示時間は動画内の経験則をもとにした目安で、合格を保証するものではありません。学習効率や受験する類により個人差があります。
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なぜ、人によって勉強時間が4倍もちがうのか
消防設備士試験に必要な時間は、ざっくり2つの要素で決まります。シミュレーターが聞いているのも、この2つです。
1.その設備を、仕事でさわったことがあるか
いちばん効くのがこれです。試験科目そのものの実務経験があれば、鑑別も製図も「見たことがある絵」になります。逆に未経験だと、まず部品の名前を覚えるところからのスタートです。
直接の経験がなくても、点検の補助や消防士などの消防関係、電気工事士やビルメンといった関連職種であれば、法令や電気の基礎で貯金があります。この差が、そのまま勉強時間の差になります。
2.基礎学力のタイプ
工学系の学部出身なら、電気計算や機械の理屈で足が止まりません。数学に抵抗がなければ計算問題で時間を取られない。文章を読み解くのが得意なら、法令のひっかけ問題に強い。
甲種・乙種別 勉強時間の目安【一覧表】
シミュレーターが使っている数字を、そのまま表にしました。縦が実務経験、横が基礎学力のタイプです。動画でお話しした4×4の表と同じものです。
| 実務経験 | 該当なし | 読解力がある | 基礎数学力がある | 工学系の学部出身 |
|---|---|---|---|---|
| 試験科目の実務経験あり | 80 | 60 | 50 | 40 |
| 消防関係の実務経験あり | 90 | 70 | 60 | 50 |
| 関連職種の実務経験あり | 100 | 80 | 70 | 60 |
| 未経験 | 120 | 100 | 90 | 80 |
| 実務経験 | 該当なし | 読解力がある | 基礎数学力がある | 工学系の学部出身 |
|---|---|---|---|---|
| 試験科目の実務経験あり | 60 | 45 | 37.5 | 30 |
| 消防関係の実務経験あり | 67.5 | 52.5 | 45 | 37.5 |
| 関連職種の実務経験あり | 75 | 60 | 52.5 | 45 |
| 未経験 | 90 | 75 | 67.5 | 60 |
乙種が甲種の75%になっているのは、製図がないぶんの差です。甲種の実技では実際に配線を書き込んだり、感知器を選定したりする問題が出ます。未経験からここを仕上げるには、それだけでまとまった時間がかかります。
なお、この表は全類に共通する目安です。類によって出題範囲の広さは変わるので、参考値としてお使いください。
1週間に何時間とれるかで、合格までの期間が決まる
必要な時間がわかったら、次は「いつ終わるのか」です。計算はいたって単純で、こうなります。
週の勉強時間 = 平日1日分 × 5日 + 休日1日分 × 2日
たとえば平日に2時間、休日に5時間とれるなら、週20時間。未経験から甲種を受けるなら120時間なので、120 ÷ 20 = 6週間で目安に届く計算です。
ここで大事なのは、「毎日ちょっとずつ」より「休日にまとめて」のほうが週の合計は伸びやすいということ。平日30分を積むより、休日に3時間を2日つくるほうが現実的な方も多いはずです。シミュレーターで両方の数字を入れ替えてみると、期間がどう変わるか一目でわかります。
試験日を入力すれば、そのペースで間に合うかどうかも判定します。間に合わない場合は、1日あたり何時間必要かを表示します。
その時間を、ムダにしない進め方
同じ100時間でも、使い方しだいで結果は変わります。おすすめはこの順番です。
- タイプの違う参考書を2冊そろえる
1冊だけだと、扱いの薄い分野がそのまま穴になります。書き方の違う2冊を並べると、片方でわからなかった所がもう片方で腑に落ちます。 - 手を動かして解く
読んで理解した気になっている所と、本当に書ける所は別物です。とくに製図は、手を動かした回数がそのまま点数になります。 - 過去問テストで8割を目指す
参考書を2冊やり終えたら、本番レベルで現在地を測ります。ここで8割を超えていれば、合格ラインの6割は堅い。届いていなければ、その分野だけ参考書へ戻ります。
過去問テストを「いつ使うべきか」も出ます
過去問テストは、基礎を一通り学んだあとの仕上がり確認に使うのがいちばん効きます。まだ参考書を1冊も終えていない段階で解いても、点数が出ずに落ち込むだけです。
シミュレーターでは、いまの学習状況と直近の正答率から「まだ早い」「いまが出番」「一度、参考書へ戻ろう」を判定します。
よくある質問
未経験でも合格できますか?
できます。表のとおり、未経験でも甲種で80〜120時間、乙種なら60〜90時間が目安です。毎日2時間なら2か月かかりませんし、実務経験がある人と比べて不利なのは最初の用語だけで、そこを越えれば差は縮まります。
甲種と乙種、どちらから受けるべきですか?
甲種には受験資格がありますので、まず要件を満たしているかの確認からです。要件がない方は乙種からになります。どの類から受けるかは、難易度と使いどころで決めるのがおすすめです。
試験の何週間前から始めればいいですか?
逆算してください。シミュレーターに試験日を入れると、いまのペースで間に合うかを判定します。間に合わないと出た場合は、勉強時間を増やすか、次回の試験日に切り替えるかの判断材料になります。
この時間どおりに勉強すれば、必ず合格できますか?
残念ながら、そこは保証できません。あくまで経験則にもとづく目安であって、学習の効率や受験する類によって個人差があります。ただ「まったく見当がつかないまま始める」よりは、はるかにマシな状態でスタートできるはずです。
まとめ
- 消防設備士の勉強時間は、甲種で40〜120時間、乙種で30〜90時間が目安
- 差を生むのは「実務経験」と「基礎学力のタイプ」の2つ
- 週の勉強時間は、平日1日分×5日+休日1日分×2日で計算する
- 参考書を2冊やり終えたタイミングが、過去問テストの出番
使ってみて「この条件だと数字がおかしいのでは?」と感じた場合は、コメントで教えてください。目安の精度は、皆さまの声で上げていきます。