オンラインサロン「予防団」とは
オンラインサロン「予防団」は消防関係者が本音で情報交換し、消防業界に本気でイノベーションを起こすための有料コミュニティです。
予防団に入団した「予防団員」のメンバー全員で月額500円の「ワンコインの壁」を作ることで、これまでWebやSNSでは困難であった質の高い情報交換・共有が可能なコミュニティであることが予防団の特徴です。
❝消防士の❞ と謳っている通り参加資格もありますので当記事に目を通して頂き、その上でご参加下さいませ。
以下の現役消防士であるT13さんのツイートがキッカケで「予防団」の創設まで漕ぎ着けました。
消防士が集まるオンラインサロンを作りたい。
・他本部のやり方やノウハウを公式ルートじゃなく、カジュアルに知れる
・消防士になりたい人は自分が入りたい本部のリアルな声が聞ける
・消防から出たい人は元消防士のリアルな経験を学べる
現役の間は難しいのかな。。
ノウハウあれば教えてほしい
このオンラインサロン「予防団」は、きっと消防人である皆さまの仕事が変わり、人生を好転させるコミュニティとなります。
消防人が集まるオンラインサロン「予防団」を創設しました【お知らせ】
◎ 消防士が抱える問題
現役の消防士が抱える問題を箇条書きにすると以下の通りです。
- 副業が制限されている
- 法務には詳しいが実務が分からない
- Web上で立場を開示したコミュニケーションがしにくい
- ジャパニーズ・トラディショナルな仕組みの公的機関がオワコン化
- 消防OBもしくは元消防士のキャリア(アップ)モデルが構築されていない
オンラインサロン「予防団」は上述した消防士のペイン5つを解決します。
以下に、それぞれ簡潔にザックリ解説していきます。
1⃣ 副業の制限
ご存じの通り現在、公務員である消防士の副業は制限されています。
この副業の制限が、これまで消防士が有料のコミュニティであるオンラインサロンを立ち上げて管理・運用すること自体を妨げていました。
有料のコミュニティを管理・運営するためには収益を得る必要があり、それが副業に制限がある消防士にとってタブーとなっていたからです。
かつ消防業界のインフルエンサーである青木マーケ㈱Web管理人の私が、この立場を利用してオンラインサロン「予防団」を創設することがベストだったのです。
2⃣ 実務が分からない
予防係員を務める消防士は設備業者である消防設備士(厳密には建物の管理権原者)に消防関係法令に基づいて設備指導を行うわけですが、現場実務をする機会に乏しい為、時にムチャクチャな事を言ってしまうリスクがあります。
予防担当者が「法務+現場実務」をセットにして身に付けられれば相乗効果が生まれ、よりレベルの高い指導が可能になるでしょう。
実務が分かる消防士になることができれば予防実務のレベルアップはもちろんのこと、公的機関である “消防村” だけではなく民間の市場でも勝負しやすいでしょう。
3⃣ Web上でコミュニケーションしにくい
消防士は各市町村の消防本部という封建的な組織に所属する地方公務員という立場があり、上から『(厄介な発言をして迷惑かけんなよ)』的な圧力がかかっているので身バレを恐れます。
他の人と違うことをすると脳ミソ骨とう品なアナクロ消防士が年功序列という時代遅れ制度の上で幅を利かせて『昭和の空気読め‥』的な価値観を令和まで持ち込んで押し付けするのです。
現役消防士がWeb上でも安心して、本音でコミュニケーションできる場が「予防団」です。
4⃣ 年功序列の限界
JTC(ジャパニーズ・トラディショナル・カンパニー)で人材流出が深刻化しているように、公的機関である消防組織も優秀な人材(特に脂ののった30代)が見切りをつけて抜けていく現象が既に起こっています。
もともと ❝年齢や勤続年数が高い社員ほど「賃金」が高くなり、同時に課長や部長といった「役職」にも就任しやすい人事制度❞ は???ですが、この変化の速い時代において未だ年功序列を維持するのは流石に無理ゲーでしょう。
ドラッカーのイノベーションと企業家精神 第14章 公的機関における企業家精神に ❝(公的機関つまり消防署が)イノベーションを行えない理由❞ について、これでもかというくらい納得できる理由が記載されているので、その中から幾つか抜粋して紹介させて頂きます。 P. 156 公的機関にとって、今日のような社会、技術、経済の急激な変化は、企業にとって以上に脅威であってしかも機会である。しかし、公的機関がイノベーションを行うことは、最も官僚的な企業と比べてさえはるかに難しい。既存の事業が企業の場合よりも、さらに大きな障害となる。 公的機関では、既存の事業をやめて新しい事業を始めることは異端とされる。少なくとも耐えがたい苦痛となる。事実、公的機関におけるイノベーションのほどんどは、外部の人間によって、あるいは何らかの破局によってもたらされている。
P. 157 公的機関において、イノベーションと企業家精神を阻害するのは、公的機関そのものに内在する固有の力学である。
最も企業家的なイノベーション思考の人たちでさえ、公的機関のマネジメントのポストに置かれるならば、半年後には最低の月給泥棒、権力マニアの政治屋となる。
公的機関である消防署が自ずからイノベーションを行うことは困難であると、あのドラッカー氏によって明言されているのです。
ですから外部の人間(例:消防設備士や消防OB)が属する「予防団」に現役の消防士が入り、所属する組織の論理が働かないところで動くことに意義があるのです。
5⃣ 消防士のキャリアモデルが構築されていない
人生100年時代となった現在、消防士のキャリアも抜本的に見直す必要に迫られています。
60歳で定年を迎えてもなお、あと30年つまり1/3残っているのが「人生100年時代」の特徴です。
たった一度しかない自分の人生が積んでしまう前に、手遅れになる前に、しっかり ❝予防❞ しておきましょう!
◎ 消防人オンラインサロン「予防団」とは?
消防人オンラインサロン「予防団」は、消防士が集まって予防実務や消防士のキャリアおよび消防業界のアップデートをしていく有料のクローズドコミュニティです。
予防団の中でしかできないレベルの話、質の高い情報交換が本音でできる場「noteのメンバーシップ機能」を用いて提供します。
noteのメンバーシップ機能とは
このクローズドコミュニティの仕組みと、Web上における消防士の発信および意見交換は相性バツグンだと思いませんか?
「予防団」だからこそ解決できる消防署の問題
かねてより日本全国の消防署は共通の問題を抱えていました。
この問題とは「全国各地の消防本部で、消防法の解釈や取扱いが異なる≒行政指導の方針が異なること」です。
参考東大阪市消防局中消防署と西および東消防署の指導方針が異なる理由
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一つ道を挟んで所轄消防署が異なると、設置指導される消防用設備等も異なる(≒消防法を遵守するための費用が異なる)ということが往々にして起こり続けています。
これまで消防本部で行政指導の実績が無かったケースに出くわした場合など、他の消防本部の行政指導実績が共有されれば、より市民にとってフェアだと感じる行政指導が実現できるはずです。
しかし例えば消防本部名を出した情報共有は、不特定多数の人に閲覧権限があるWebページやLINEオープンチャット等の掲示板ではしにくい。
参考【ご案内】消防人Web勉強会|現役消防士と消防設備士が共同管理人
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これまで共有されていなかった日本全国の消防本部の情報をWeb上でシェアできる場所が「予防団」です。
クローズドコミュニティの消防人オンラインサロン「予防団」だからこそ共有できる情報があり、それが消防署や消防士にとって貴重な資源なのです。
「予防団」の活動内容
以下、noteのメンバーシップ情報にも掲載している「予防団」の活動内容および入団するメリットです。
①管理されたクローズド(≒限られたメンバーしか参加できない)コミュニティのコンテンツ閲覧および、そこに集まる消防関係者と情報交換できる。
②消防関係の講師を招いたキャリアアップ座談会(主にオンライン / 月1回)に参加できる。(◎ アーカイブ視聴も可)
③実務研修(オフ会)に参加し、実際に自動火災報知設備や避難器具を使って実務を学べる。 (※大阪にて実施)
他にも予防団員にとって有益な活動があれば順次、取り組んでいきます。
参加資格(予防団員)
オンラインサロン「予防団」の「予防団員」は誰でもなれるわけではなく、以下の要件3つを設けさせて頂きます。
これまで用途が皆無に等しかった消防設備士 特類の免状を、「消防士と繋がるためのチケット」とします。
ワンコインの壁(月額500円)
消防関係者が所属する消防人オンラインサロン「予防団」において、このオンラインサロンの特徴である「月額500円の会員制(※有料)」の部分が大事です。
このワンコインの壁があるからこそ、そこに所属するメンバーにのみ閲覧してほしい情報が安心して発信できます。
ワンコインの使い道
予防団のメンバーが支払ったワンコインの使い道は、以下を想定しています。
予防団のメンバーにも上記以外にも良さそうな使い道があったら提案してもらい、その用途に回す可能性もあります。
クローズドコミュニティ(≒限られたメンバーしか参加していない閉ざされた場所)を作るワンコインは最大限「予防団」のメンバーに還元できるように管理し、その会計は全て公開します。
「予防団」の利用規約
予防団は以下の利用規約によってコミュニティの機能を維持し、より多くのメンバーにとって居心地のいいように管理・運用します。
上記の利用規約を遵守できる方のみ、「予防団」に入団下さいませ。
「予防団」の入団方法
現在、消防人オンラインサロン「予防団」のメンバーシップに参加するためのプランは「予防団員」のみです。
👇以下のボタンよりnoteメンバーシップのページへアクセスし、予防団員となって下さいませ。
これからは、予防の時代。
旧態依然とした組織の柵(しがらみ)や納得できない非合理なルールは、ここ「予防団」にはない。
予防の「本質」を、熱い想いを「本音」で、同じ志を持った仲間と「本気」で語ろう。
そして予防に、消防に心血注ぐ我々の人生を、もっと豊かにしよう。
真剣にキャリアを考え、未来を創造していこう。
集まれ、消防人。
◎ FAQ(よくある質問)
どれくらい自身の情報を開示すべきですか?
利用規約にもある通り、名前・顔出し・所属する消防本部などの開示は自由です。
ただし個人的な意見ですが、情報を開示した方が発信の信ぴょう性が高まり、より有意義なコミュニケーションができると思っています。
ですから、もちろん管理人は(公務員じゃないのでアレですが)自身の名前・顔面・職場・過去・現在・未来すべてオープンで発信します。
身バレしませんか?
どれくらいの情報を開示しているか(例:実名、消防本部名公開しているか等)に寄りますが、もちろん身バレのリスクはゼロではありません。
しかし例えば『アイツあのマッチングアプリしとるらしいで!』と噂になったとして、わざわざ顔やプロフィール見に行くためにお金払いますか?って話と同じだと思います。
そして入団して下さった方には何かしら運営側からアプローチしますので、かなりヤバい人が万が一にでも入ってくることがあれば強制退団も検討します。
どんな人が参加しているのですか?
順次メンバーを(可能な範囲で)紹介していきます。
意志ある熱い消防人の、ご入団お待ちしております。
T13|予防系消防士
@T13_yobo