【実技(鑑別)まとめ】工具・測定器・変流器・試験|消防設備士乙7【過去問】

【実技(鑑別)まとめ】工具・測定器・変流器・試験|消防設備士乙7【過去問】
強欲な青木
「工具・測定器・変流器・試験」って、どこから覚えたらええん!?
全1講義を、過去問で迷いにくい順番に並べました!
消防設備士

このページを見たら消防設備士乙7の「工具・測定器・変流器・試験」を、過去問で判断する順番が分かるはず!

最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)noteの消防設備士「過去問テスト」毎年更新しています。

>> 消防設備士「過去問テスト」

併せて、ご参照ください。

 

実技(鑑別)で問われる3つの読み方

実技(鑑別)は、写真や図を見て名称だけを答える科目ではありません。次の3つに分けると、何を確認すべきかが明確になります。

実技鑑別の写真・図・試験問題を形状、表示、用途、原理の順に読む解答手順
  1. 写真問題:外形、表示、端子、付属品から名称と用途を判断する。
  2. 回路・設置図問題:電源、変流器、受信機、接地、負荷の接続関係を追う。
  3. 試験問題:試験器の接続先、試験電流の経路、作動条件から試験名と合否を判断する。

同じ機器でも、設問が「名称」「用途」「構造」「取扱い」「試験方法」のどれを聞いているかで、見る場所が変わります。

 

写真問題は「形状→表示→用途→原理」で読む

写真を見た瞬間に製品名を当てようとすると、似た機器を取り違えやすくなります。次の順で識別部を確認します。

手順 確認する部分 判断できること
全体形状、開口部、分割部、ハンドル 機器・工具の大分類
単位、目盛、表示灯、端子記号 測定量、使用電路、機能
リード線、補助極、クランプ部、試験線 使用方法と対象設備
電流・電圧・抵抗を扱う仕組み 用途と原理の最終確認

メーカー名や色だけで判断せず、機能に直結する部分を見ることが重要です。

 

工具・測定器を用途で区別する

種類 主な用途 見分けるポイント
回路計 電圧、電流、抵抗などの測定 切替レンジ、測定端子、テストリード
クランプメーター 電路を切断せずに交流電流を測定 導体を挟むクランプ部
絶縁抵抗計 電路や機器の絶縁抵抗を測定 MΩ表示、測定端子、定格測定電圧
接地抵抗計 接地極の接地抵抗を測定 補助接地極と複数の測定線
漏電火災警報器試験器 変流器を含む検出系へ試験電流を流す 試験線、電流調整部、電流表示

設問では「何を測るか」「電路を切るか」「補助極を使うか」「変流器を含めて試験するか」を確認します。

 

変流器と受信機は識別部を分ける

変流器は、警戒電路の漏えい電流を検出する部分です。貫通形は電線を貫通孔へ通し、分割形は鉄心を開いて既設電路へ取り付けます。分割形では、鉄心の合わせ面を確実に密着させます。

受信機は、変流器からの信号を受けて表示と音響警報を行います。写真問題では、表示灯、音響停止、試験装置、感度調整装置、接続端子が何のためにあるかを確認します。

外観だけで決めず、「検出する側」と「信号を受けて警報する側」を区別してください。

 

回路・設置図は電流の経路を追う

回路図では、線を一度に数えず、次の順番で追います。

  1. 電源と負荷を確認する。
  2. 変流器を貫通する導体を確認する。
  3. 変流器の二次側から受信機までを追う。
  4. 接地線と接地位置を確認する。
  5. 操作電源の分岐位置と遮断器を確認する。

正常時は往路と復路の電流が打ち消し合い、漏電時は差分が生じます。接地線の位置や導体の通し方が変わると、検出できなかったり誤作動したりするため、接続関係を矢印で追うことが大切です。

 

作動試験と漏えい電流検出試験を区別する

作動試験は、受信機の試験装置を操作して表示灯や音響装置などの作動を確認します。

漏えい電流検出試験は、試験器から変流器の貫通孔へ試験電流を流し、変流器を含む検出系が作動するかを確認します。数値は試験区分で異なり、設置工事完了時は検出漏えい電流設定値の40%以上105%以下、定期点検の総合点検は公称作動電流値に対して-60%から+10%、つまり40%以上110%以下が判定範囲です。

比較 作動試験 漏えい電流検出試験
主な操作 受信機の試験装置 試験器から試験電流を流す
主な確認範囲 受信機の表示・音響 変流器を含む検出系
判断の中心 表示灯と音響装置の作動 試験区分、試験電流、作動値の範囲

設問で「工事完了時の試験」か「定期点検の総合点検」かを先に確認し、105%と110%を取り違えないようにします。

 

実技(鑑別)の仕上げチェック

  • 写真の全体形状、表示、端子、付属品を順番に確認できる。
  • 回路計、クランプメーター、絶縁抵抗計、接地抵抗計を用途で区別できる。
  • 貫通形変流器と分割形変流器の取付方法を説明できる。
  • 変流器と受信機の役割を区別できる。
  • 電源、変流器、受信機、接地、負荷の接続を追える。
  • 作動試験と漏えい電流検出試験の確認範囲を区別できる。
  • 写真や図を見たとき、設問が名称・用途・原理・試験名のどれを聞いているか確認できる。

形だけの暗記ではなく、表示と用途を結び付けると、初めて見る機種や図でも判断しやすくなります。

 

消防設備士乙7の過去問で「工具・測定器・変流器・試験」を仕上げる

強欲な青木
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消防設備士

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