(ウ)：フォームヘッド	(ア)：フォームウォータースプリンクラーヘッド	(オ)：泡ノズル	(イ)：フォームチャンバー

参考泡消火機器 深田工業㈱

⑴ラインプロポーショナー	⑵ポンププロポーショナー	⑶プレッシャープロポーショナー	⑷プレッシャーサイドプロポーショナー

〈解説〉

⑴ ラインプロポーショナー‥可搬式の混合装置で、水ポンプの吐出口または水ポンプに接続した消防ホースと泡ノズルの中間に設置し、エジェクター機能により泡消火薬剤を吸引する。また、混合比調整は調整コックにより一定の混合比に調整する。

⑵ ポンププロポーショナー‥消火設備のうち消火水と泡消火薬剤を混ぜる固定式混合装置で、消火用水ポンプの吐出側からサクション側に設けたバイパスの中間部に設置し、送水の一部を利用しエジェクター機能により泡消火薬剤を吸引する。また、混合操作ダイヤルにより原液調整弁を操作し、一定の混合比となるよう調整する。

⑶ 比例混合器‥プレッシャープロポーショナー方式の混合装置に用いるオリフィス型の比例混合器で、消火用水と泡消火薬剤の混合比率が常に一定となるように機能する。

⑷ RC型比例混合器‥プレッシャーサイドプロポーショナー方式の混合装置に用いる比例混合器で、等圧弁(PBR）と組み合わせることで消火用水と泡消火薬剤の混合比率が常に一定となるように機能する。

参考泡消火機器 深田工業㈱

参考甲種２類消防設備士試験不合格体験記、甲種２類消防設備士試験の問題と解答(鑑別) from りゅうさん

Ａ：チーズ (ティー)

Ｂ：エルボ

Ａ：糖度計(手持屈折計)

Ｂ：泡試料コレクタ

参考ハンディ糖度計 RISEPRO、水成膜用泡試料コレクタ・メスシリンダーセット

〈解説〉

Ａの糖度計(手持屈折計)の使用方法は以下の通りです。

step
1糖度計検知部に泡試料水溶液を注ぎ乗せる。

step
2光の当たる場所でピントを合わせて覗く。

step
3泡試料水溶液の糖度が観測できる。

ちなみにＢの泡試料コレクタは泡消火薬剤放出時の泡を集めるものですが、そのサイズ感は以下の通り。

試験に出題される写真だけでは分かりにくいですが、意外と大きくありませんか？

参考泡消火設備の消防検査【後編】

以下の赤い四角形で囲った部分に、仕切弁(開閉含む)および逆止弁を追記します。

プレッシャープロポーショナー方式

以下の赤い実線を追記します。

〈解説〉

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ちなみに、P型発信機や一斉開放弁および感知器配線を追記する出題例もあります。

参考“電極棒” の取付、消火ポンプ制御盤の交換工事、消火水槽の試験問題が甲種２類に出たので解説します！、【図解】アラーム弁の構造・仕組み

フォームヘッド

〈解説〉

計算式より、{(９+ 8.9 ) × ９} ÷ ９＝17.9

端数切り上げで18個の泡ヘッドが最低必要設置個数となる。

フォームヘッドは、防火対象物又はその部分の天井又は小屋裏に床面積９㎡につき一個以上のヘッドを防護対象物のすべての表面が当該ヘッドの有効防護空間内に包含できるように設けること。

参考消防法施行規則 第１８条〔泡消火設備に関する基準〕

⑴ 6.5 (ℓ / 分)

⑵ たん白泡消火薬剤

〈解説〉

0.4 mの梁で区画されている為、最も床面積の大きい区域について計算する。

泡消火薬剤は、一つの区画で10分間放出する量が必要である。

２　水源の水量は、次の各号に定める量の泡水溶液を作るに必要な量以上となるようにしなければならない。

フォームヘッドを用いるもので、道路の用に供される部分に設けられるものにあつては、当該部分の床面積80 ㎡の区域、駐車の用に供される部分に設けられるものにあつては、不燃材料で造られた壁又は天井面より0.4 m以上突き出したはり等により区画された部分の床面積が最大となる区域（当該天井部分に突き出したはり等のない場合にあつては床面積50 ㎡の区域）、その他の防火対象物又はその部分に設けられるものにあつては、床面積が最大となる放射区域に設けられるすべてのヘッドを同時に開放した場合に、前項第二号ハに定める放射量で10分間放射することができる量

参考消防法施行規則 第１８条〔泡消火設備に関する基準〕

フォームヘッドの消火薬剤毎に異なる放射量に基づき、薬剤量を計算する。

よって、設問の泡水溶液の最低量が5,265 ℓである場合、床面積１㎡の放射量が6.5 (ℓ / 分)の「たん白泡消火薬剤」が使用されると導ける。

参考甲種２類消防設備士試験不合格体験記、【過去問】消防設備士甲種２類実技の問題と解答

⑴ 8.0 (ℓ / 分)

⑵ 合成界面活性剤泡消火薬剤

〈解説〉

上に同じ。