2022年1月号の月刊フェスクP.26にて「消防設備点検資格者再講習のオンライン講習について」が以下の通り記されていました。
令和3年度の消防設備点検資格者再講習、防火対象物点検資格者再講習、防災管理点検資格者再講習の受講枠について検証したところ、コロナ禍の影響で会場定員を減らすなどの対応を行ったことから、第1種消防設備点検資格者再講習及び第2種消防設備点検資格者再講習にあっては受講枠が不足する状況となりました。
これらの状況を踏まえ、総務省消防庁との調整を行い安全センターとして消防設備点検資格者再講習のオンライン講習を行うことといたしました。
‥消防設備士の再講習もオンライン化してくれーーッ!!
再講習について、およびその在り方について解説します!
>> 消防設備士の義務講習を受けずに違反(期限切れ)した場合の罰則は?
消防設備点検資格者のみ再講習がオンライン化された件
◎ 消防設備点検資格者と消防設備士の違い
消防設備点検資格者は消防用設備等の「点検」をするための資格で、消防設備士は甲種は「工事・点検および整備」乙種は「点検および整備」をするための資格です。
消防設備点検資格者は第1種・第2種及び特種の区分があり、消防設備士の分類でいうと第1・2・3・6類が第1種、第4・5・7類が第2種で、いずれも講習を受けるだけでGETできる‥
しかし消防設備点検資格者の講習受講料は、消防設備士試験の費用と比べると高額な設定になっています。
◎ 再講習の周期
消防設備点検資格者および消防設備士は両方とも「再講習」の義務が規定されている免状ですが、その周期は以下の通り異なります。
消防設備点検資格者の再講習周期
消防設備点検資格者の再講習周期は、平成12年消防庁告示第14号にて以下の通り規定されています。
消防法施行規則第三十一条の六第六項第六号の期間(以下「期間」という。)は、登録講習機関が発行する免状の交付を受けた日以後における最初の四月一日から五年以内とする。
消防設備士の再講習周期
消防設備士の再講習周期は、消防法施行規則 第33条の17〔講習〕にて以下の通り規定されています。
消防設備士は、免状の交付を受けた日以後における最初の四月一日から2年以内に法第十七条の十に規定する講習を受けなければならない。
2 前項の消防設備士は、同項の講習を受けた日以後における最初の四月一日から5年以内に法第十七条の十に規定する講習を受けなければならない。当該講習を受けた日以降においても同様とする。
参考消防設備士の義務講習を受けない人の割合を計算したら◯◯%だった件
続きを見る
参考【科目免除】かしこく受けよう!消防設備士の義務講習【時間の節約】
続きを見る
◎ 消防設備士講習オンライン化の是非
先日、管理人の元にも忌々しい「消防設備士講習受講日のお知らせ」ハガキが来ていましたが、こちらオンライン化することについては大大大賛成です。
参考【号外】電気と工事1月号の表紙になりました
続きを見る
そもそも対面の意味ある!?
断言しますが、消防設備士講習を対面でするメリットはありません。少なくとも受講者側にとっては。
‥足クサい奴ほど靴脱いじゃダメ、ゼッタイ!封印しといて!
感染症対策どこいったねん
未だ新型コロナウイルスが終息したわけではありませんし、依然として手指をアルコール消毒してマスクを着けている世の中で「密」になる対面講習はできるだけ避けるべきではないでしょうか。
あれくらい自習できますよ!
毎回、消防設備士講習を受けて「授業のスピードが遅い!」と思っています。
以前あのホリエモン氏が「偏差値60以上あれば自習できる」と言って軽く炎上していましたが、まさに世の中には自習した方が効率いい人もいるので少なくとも対面講習かオンラインか位は選択できてもいいのではないでしょうか。
偏差値は若干高い鈴鹿高専の方でジャッジして下さい!!!!
◎ 弊社長より一言
弊社長に消防設備点検資格者の再講習がオンライン化された件および消防設備士講習もオンライン化された方がいいのでは‥?と質問させて頂きましたところ、以下の通り返答がありました。
ええんちゃう、賛成。
(※消防設備士講習のオンライン化に)
尾阪に声あげさせたら?
消防設備士講習もオンライン化されて、それを選べたらいいですね!!
◎ まとめ
- 2022年1月号の月刊フェスクP.26にて「消防設備点検資格者再講習のオンライン講習について」が以下の通り記されており、消防設備点検資格者再講習のみオンライン講習が行われることになっていた。
- 消防設備点検資格者の再講習周期は、免状の交付を受けた日以後における最初の四月一日から五年以内となっていた。
- 弊社長も消防設備士講習のオンライン化には賛成であり、アークリード㈱尾阪社長を名指しして改善の声をあげればいいのではないかと提案していた。
青木 誠 社長
青木防災㈱代表取締役