【法令(類別)まとめ】設置義務・設置基準|消防設備士乙7【過去問】

【法令(類別)まとめ】設置義務・設置基準|消防設備士乙7【過去問】
強欲な青木
「設置義務・設置基準」って、どこから覚えたらええん!?
全2講義を、過去問で迷いにくい順番に並べました!
消防設備士

このページを見たら消防設備士乙7の「設置義務・設置基準」を、過去問で判断する順番が分かるはず!

最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)noteの消防設備士「過去問テスト」毎年更新しています。

>> 消防設備士「過去問テスト」

併せて、ご参照ください。

 

まず覚える判定順

漏電火災警報器の法令は、建物の用途や面積だけを暗記しても正しく判定できません。最初に対象となる構造を確認し、用途別の延べ面積、一定用途の契約電流容量、機器の設置方法へ進むと整理しやすくなります。

このページでは、設置義務と設置基準の重要事項を6つのまとまりに分けます。

対象構造、用途と面積、契約電流、変流器、音響装置、危険場所の順で設置義務を判定する図
  1. 対象構造:鉄網入りの壁・床・天井の構造条件を確認する。
  2. 用途と延べ面積:用途を150・300・500・1,000m²などの基準へ当てはめる。
  3. 契約電流容量:法令で定められた一定用途では50Aを超えるかを確認する。
  4. 変流器:容量、設置位置、点検のしやすさを確認する。
  5. 音響装置と設定値:設置場所、警報音、検出漏えい電流設定値を確認する。
  6. 危険場所:連動遮断装置を安全な場所へ設ける条件を確認する。

 

1. まず対象構造を確認する

設置義務の構造条件では、鉄網入りの壁・床・天井を確認します。対象となるのは、次のいずれかの構造を有する建築物です。

  • 間柱または下地を準不燃材料以外の材料で造った、鉄網入りの壁
  • 根太または下地を準不燃材料以外の材料で造った、鉄網入りの床
  • 天井野縁または下地を準不燃材料以外の材料で造った、鉄網入りの天井

壁・床・天井の3部位をすべて備えることが要件ではありません。いずれかに該当するかを部位ごとに判定します。屋根は、この構造条件として列挙されていません。

 

2. 用途ごとの延べ面積を確認する

構造条件を確認したら、建物の用途を面積区分へ当てはめます。

延べ面積 主な用途
面積条件なし 重要文化財等の建造物
150m²以上 寄宿舎・共同住宅、蒸気浴場・熱気浴場など
300m²以上 劇場、遊技場、飲食店、物品販売店、福祉施設、工場・作業場など
500m²以上 学校、図書館、発着場、神社・寺院など
1,000m²以上 倉庫、その他の事業場

面積基準は用途ごとに違います。「すべて300m²以上」と一括りにしないことが重要です。

 

3. 一定用途では50Aを超えるかも確認する

法令で定められた一定用途の建築物では、用途別の延べ面積とは別に、最大契約電流容量が50Aを超える場合も設置義務の判定点になります。

境界は「50A以上」ではなく「50Aを超える」です。50Aちょうどは含みません。構造、用途・面積、契約電流容量の条件を混ぜず、順番に確認します。

 

4. 変流器は容量・場所・点検性を確認する

通常の警戒電路に設ける変流器は、警戒電路の定格電流以上の電流値を持つものを使用します。B種接地線に設ける場合は、その接地線に流れると予想される電流以上の電流値を持つものを選びます。

設置位置は、建物へ電気を供給する屋外の電路が原則です。屋外への設置が困難な場合は、引込口に近接した屋内の電路へ設けることができます。いずれも、点検が容易な位置へ堅固に取り付けます。

 

5. 音響装置と設定値を確認する

音響装置は防災センター等へ設けます。音圧だけでなく音色も、他の警報音または騒音と明らかに区別できるものとします。

検出漏えい電流設定値は、警戒電路の状態に応じ、誤報を生じない適正な値とします。単に小さくすればよいのではなく、確実な検出と誤報防止の両方を考えて設定します。

 

6. 危険場所では連動遮断装置の位置に注意する

可燃性蒸気・可燃性粉じん等が滞留するおそれのある場所に漏電火災警報器を設ける場合は、警報器の作動と連動して電流を遮断する装置を設けます。

連動遮断装置を設けるのは、その危険がある場所の内部ではありません。その場所以外の安全な場所へ設けます。

 

試験直前の確認順

  1. 対象部位は壁・床・天井で、屋根を混ぜていないか。
  2. 3部位すべてではなく、いずれかの構造に該当するかを確認したか。
  3. 用途を150・300・500・1,000m²の区分へ正しく当てはめたか。
  4. 一定用途では、最大契約電流容量が50Aを超えるかを別に確認したか。
  5. 変流器は定格、屋外原則、屋内例外、点検容易を区別できるか。
  6. 防災センター等、区別できる音、適正設定、安全な場所への連動遮断を確認したか。

個別の確認問題では、最初に「設置義務」、次に「設置基準」を学ぶと、建物側の条件と機器側の条件を混同しにくくなります。

 

消防設備士乙7の過去問で「設置義務・設置基準」を仕上げる

強欲な青木
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まだ自信がなければ、解説を閉じてもう一度解き、「過去問テスト」でも類題を繰り返しましょう!
消防設備士

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それでは続いて【法令(類別)①】ラス・モルタル構造と防火対象物|消防設備士乙7【過去問】過去問をみていきましょう。