以下に掲げる年収目標を達成する為に、どの様なキャリアプランを描いて仕事に従事すればいいかを本文に記していきます。
入社年ごとの年収目標例
- 初級(消防設備士1~3年目)‥年収200~300万円
- 中級(消防設備士3~5年目)‥年収300~500万円
- 上級(消防設備士6年目以降)‥年収600万円~
以下の読者を想定します。
年収は、ほぼ「どの業界に属しているか」で決まります。
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消防設備士が年収を上げるためのキャリアプラン例
◎ 初級(入社1~3年目)‥年収200~300万円
まずは資格を取ろう!
まずは、実務で必要となる資格試験を全てパスしましょう。
消防設備士が消防設備士以外に取るべき資格ランキング|プロが解説!
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消防設備士として働くに際して「消防設備士の免状」を持っていなければ『アンタ、消防設備士ちゃうで!』って話になります。
弊社については資格手当が毎月支給される為、単純に早いうちに資格を揃えていれば “得” というルールです。
管理人の場合
現場をリードできる人物になる
実務面では、自分が “アタマ” になれる現場が一番成長できるでしょう。
実務に慣れたら新しいチャレンジを!
管理人の場合は実務に慣れてきた辺りで、業務の合間にコツコツと弊社に偶然なかったホームページを作成し、ちょくちょく当ブログを更新し始めました。
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初級(入社1~3年目)をまとめると‥
- ☑ まず資格とろう!
- ☑ アタマで現場を収めて成長しよう!
- ☑ 実務+αで価値が出せるポイントを見つけよう!
◎ 中級(入社3~5年目)‥年収300~500万円
チームで成果を出す
入社3年目以降で初級が一通りクリアできていれば、少なくとも「1人分」の役割は組織の中で果たせている状況のはずなので、次のステップに進みます。
具体的には、リーダーとして自分が組織を引っ張っていく様な動きをする事で、その部署・チームにおける成果の総量を上げるという役割を担います。
管理人が3年目に失敗したこと
- 所属する組織の方針として「保守」が求められるのか、それとも「革新」を求められるのかを見極めてから行動できていなかった。
リーダーシップとマネジメント
部署や課といったチームを率いる “長” の仕事は大きく以下の2つが挙げられます。
チームを率いる役割2つ
- ☑ リーダシップ‥集団を一定の方向(ビジョン)に導く影響力
- ☑ マネジメント‥仕組みやルールを用いて、混乱した組織に秩序と効率をもたらす働き
中級(入社3~5年目)をまとめると‥
- ☑ プレイヤーできたらリーダーしてみよう!
- ☑ リーダーシップの型は組織に併せよう!
◎ 上級(入社6年目以降)‥年収600万円~
業界全体の利益を志向
組織内でリーダーシップを発揮して成果を収める中級の内容も継続しつつ、上級としては業界全体の利益となって結果的に消防法第一条〔目的〕でも謳われている「社会公共の福祉の増進」が達成される様な動きを志向したいところです。
管理人が消防設備士として現場作業をしている際に、社員の口からも聞いた話が以下の通りです。
『これ、お客さん使えへんよなぁ‥』
使用方法を確認する機会を何とか日常に潜り込ませて周知することで価値が何倍にも高まるのです。
インバウンドマーケティング
ちなみに管理人が取り組む発信はインバウンドマーケティング(見込み客を呼び込んで受注に繋げる)といって、弊社に利益をもたらす役割を果たしています。
インバウンドマーケティングとは‥ブログやニュースリリース・動画などのコンテンツをWebで公開し、検索エンジンの結果ページに上位表示されたりソーシャルメディア(SNS)で共有・拡散されるような取り組みをすることで、見込み顧客に見つけてもらい、自社やその商品・サービスに興味を持ってもらえるように仕掛けるマーケティング手法のこと。
インバウンドマーケティングの成果
あのオーム社さまの “電気と工事” で連載記事も担当させて頂けており、それがキッカケで乙種4類消防設備士を指導する外部講師として教壇に立つ機会も頂いております!
上級(入社6年目以降)をまとめると‥
- ☑ 組織の利益も考えつつ、業界全体の為になる仕事をしよう!
◎ まとめ
- 【年収200~300万円】消防設備業界への入社1~3年目は「資格試験合格・免状取得」に注力して実務の “予習” をし、自分が “アタマ” になれる現場が一番成長できるのでチャンスがありそうなら『やります!』ってな具合で手を挙げてはアドバイスを求めて、現場を収める経験を踏めばよかった。
- 【年収300~500万円】消消防設備業界への入社3~5年目は「1人分」の役割だけでなく、その部署・チームにおける成果の総量を上げるという役割を担うべきであったが、所属する組織の方針として「保守」が求められるのか、それとも「革新」を求められるのかを見極めてから行動すべきであった。
- 【年収600万円~】消消防設備業界への入社6年目以降は組織内でリーダーシップを発揮して成果を収める中級の内容も継続しつつ、「社会公共の福祉の増進」が達成される様な動きを志向して少しでもマシな状態で次世代にバトンを繋げる為に仕事をすることを提案していた。