「教養型防災訓練」とは‥
画期的な取り組みだと思うのですが、なぜか令和4年1月31日以降は大阪市の教養型防災訓練ページが閲覧できなくなってしまうようです。
このページは令和4年1月31日以降閲覧できなくなりますのでご注意ください。
参考教養型防災訓練を実施しよう! 大阪市
その為、弊社ホームページでも【保存版】として、教養型防災訓練について記しておきます。
✍ 追記(2022/02/14)
大阪市中央消防署の自衛消防担当者様に『お客様より公表でしたが、なぜ教養型防災訓練のページ閉鎖したのですか?』と質問させて頂きましたところ、『三井不動産さんとの契約期間が終わったので‥今は別のページで公開しています。』と回答頂けました。
三井不動産さんの動画は「非公開」となっていましたが、現在は大阪市消防局の動画で引き続き教養型防災訓練の実施が可能です!
防災訓練を動画で行う「教養型防災訓練」の実施方法
【図解】教養型防災訓練の実施方法
教養型防災訓練は、以下の流れで実施します。
なお1の『消防訓練通報書』・『防災訓練通報書』、4の『教養型防災訓練結果報告書』は、窓口以外にファックスでも受け付けして頂けます。
こちら『郵送でも対応できますか?』と大阪市中央消防署さんに問い合わせてみたところ、郵送でも対応可とのことでした。
参考【大阪市】なぜ郵送で消防関係書類の届出がされないのか【生産性向上】
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◎ 教養型防災訓練の具体的な流れ
上述した通り、教養型防災訓練の流れは大まかに以下の通りです。
教養型防災訓練の流れ
- 実施前に、『消防訓練通報書』及び『防災訓練通報書』を忘れずに提出
- 訓練参加者に、動画を見てもらう
- 実施後、参加者が理解できているか、アンケートやテストで確認する
- 実施後に、防火防災管理者は消防署に『教養型防災訓練結果報告書』を提出
続いて、提出書類の中身や今だけ限定公開されている動画などの具体的な内容と、その流れを確認してきましょう。
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1消防署に『消防訓練通報書』と『防災訓練通報書』を提出
教養型防災訓練を計画したら、まずは2種類の通報書を消防署に提出します。
2種類の通報書
- 消防訓練通報書
- 防災訓練通報書
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2訓練参加者に動画を見てもらう
大地震が起こった時のパニック心理や取るべき行動などが分かりやすく示された「三井不動産株式会社オリジナル動画」が限定公開されています。
上記の「三井不動産株式会社オリジナル動画」について、大阪市HPにて以下の通り紹介されています。
三井不動産株式会社がテナント向けの防災教育訓練ツールとして作成されたものですが、コロナ禍の影響により実地訓練が困難な状況を踏まえ、『教養型防災訓練』の趣旨にご賛同いただき一般公開して下さいました。
こちらの「三井不動産株式会社オリジナル動画」の他に、以下の「大阪市消防局作成の訓練用動画資料」も視聴して学習します。
参考【サービス紹介】防火管理者がすべき防火管理業務をサポートします!
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3参加者の理解度をチェック
以下のリーフレットを参考に、理解度チェックを実施します。
(※結果を消防署へ提出する必要はありません。)
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4消防署に教養型防災訓練報告書を提出
教養型防災訓練の実施後、施設側でどのように活かせたかを報告します。
(※提出に法令上の義務はありません)
ただし、教養型防災訓練報告書の提出には以下のメリットがあります。
教養型防災訓練報告書の提出メリット
- 教養型防災訓練のチェック項目を防火防災管理者に再確認してもらえる
- 防災訓練が確実に実施されたことを、消防側が把握できる
◎ 教養型防災訓練リーフレットで周知活動!
以下の教養型防災訓練に関するリーフレットが大阪市中央消防署より用意されています。
参考教養型防災訓練リーフレット(防火・防災管理者様向け)、教養型防災訓練リーフレット(テナント・従業員様向け)
もし消防・防災訓練を実施する為に人を集められないなら、教養型防災訓練でリモートかつ非接触で実施してみましょう!
◎ まとめ
- 新型コロナウイルス感染症の影響で防災訓練ができない場合、大阪市中央消防署が提案している「教養型防災訓練」で代替することが推奨された。
- 『教養型防災訓練』とは、各自で「動画」や「図面」等の資料を用いて学習することで必要な知識を習得する防災訓練であった。
- 『消防訓練通報書』・『防災訓練通報書』、4の『教養型防災訓練結果報告書』は、窓口以外にファックスおよび郵送でも受け付けして頂けた。