現在地:実技(鑑別)3(3/5)|このページ24問
工具・取付具・アンカー施工は、名称だけでなく用途と施工順序まで問われます。似た金具を連結先で識別します。
この講義で押さえるポイントは次のとおりです。
- トルクレンチは所定の締付トルクを確認する
- シャックル・シンブル・アイボルト・アンカーボルトを区別する
- 金属拡張アンカーのスリーブ・コーン・ナット・ワッシャーを区別する
- 穿孔、切粉除去、挿入、専用工具による打込みの順で施工する
用語・数値・対象部位を必ず一組で覚える。
確認問題は全部で24問
各問は、図と正答・根拠を対応させて確認します。
確認問題 1/24|締付工具の名称と用途
画像の3工具について、ラチェットレンチ、トルクレンチ、モンキレンチを識別し、取付け具のナットの締付トルク確認に用いる工具を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:ラチェットレンチ、トルクレンチ、モンキレンチ。締付トルクの確認に用いるのはトルクレンチ。
根拠:トルクレンチはナット等を規定トルクで締め付け、又は確認する工具である。
確認問題 2/24|ラチェット型の締付工具
画像の締付工具のうち、歯車機構により往復操作でナットを回せるラチェット型の工具名を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:ラチェットレンチ。
根拠:ラチェット機構は一方向へ回転を伝えるため、振り幅の小さい場所でも締付け作業ができる。
確認問題 3/24|金切のこぎりの用途
画像の切削工具のうち、ハクソーとも呼ばれ、金物を切断する工具の名称と用途を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:金切のこぎり(ハクソー)。金物を切断する。
根拠:鉄工やすりは研磨、ドリルビットは穴あけ、タップはめねじ加工に用いる。
確認問題 4/24|トルクレンチ
画像の点検工具の名称と、避難器具の点検で使用する目的を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:トルクレンチ。ナット等を適正トルクで締め付けるため。
根拠:取付け具の固定状態は、規定トルクによる確認が必要となる。
確認問題 5/24|シャックルとシンブル
画像の連結金具であるシャックルとシンブルの名称を答え、それぞれが連結部で果たす役割を説明しなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:シャックル、シンブル。シャックルは部品・部材を連結し、シンブルはワイヤロープを保護して曲げ部を案内する。
根拠:連結部では、ピンの確実な締結とロープの損傷防止を確認する。
確認問題 6/24|形鋼の断面名称
模式図A・Bの形鋼の断面名称を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:A:H形鋼、B:溝形鋼。
根拠:H形鋼は中央のウェブと上下のフランジでH形に見え、溝形鋼は断面が溝形になる。
確認問題 7/24|固定工法の名称
模式図A〜Cの避難器具の固定工法の名称を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:A:アンカーボルトのフック掛け工法、B:金属拡張アンカー工法、C:補強材とボルトの貫通工法。
根拠:固定先とアンカーの拡張部、補強材を介したボルトの貫通状態で工法を判別する。
確認問題 8/24|金属拡張アンカーの種別
芯棒打込み式、本体打込み式、スリーブ打込み式のうち、取付け具を床等へ固定するのに用いる種別と理由を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:スリーブ打込み式。引張荷重が大きく、ナットで増し締めできる。
根拠:スリーブ打込み式は引張力に追従して拡張部が働く構造である。
確認問題 9/24|アイボルトとアンカーボルト
画像のリング付き金具と、ねじ部で固定する金具の名称を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:アイボルト、アンカーボルト。
根拠:アイボルトはリング部をもち、アンカーボルトは取付け具の固定に用いる。
確認問題 10/24|金属拡張アンカーの施工条件
模式図の固定方法名、使用するボルトの最小呼び径、アンカー間隔とへりあきの最小条件を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:固定方法:金属拡張アンカー工法。ボルト:M10以上。アンカー間隔:埋込深さの3.5倍以上。へりあき:埋込深さの2倍以上。
根拠:コンクリート端部の破壊を避けるため、アンカー相互と端部から必要な距離を確保する。
確認問題 11/24|スリーブ打込み式アンカーの部品
模式図A〜Dのスリーブ打込み式アンカーの部品名称を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:A:ナット、B:アンカーボルト、C:スリーブ、D:ワッシャー。
根拠:専用工具でスリーブを打ち込み、テーパー部でスリーブを拡張して固定する。
確認問題 12/24|固定工法の比較
模式図A・Bの固定工法の名称を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:A:補強材とボルトを用いる貫通工法、B:金属拡張アンカー工法。
根拠:Aは補強材を介してボルトを貫通させ、Bはコンクリート内で金属スリーブを拡張して固定する。
確認問題 13/24|アンカーの埋込深さと穿孔深さ
模式図のAとCが示す寸法名称を答え、アンカーが抜け出す要因を二つ答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:A:埋込深さ、C:穿孔深さ。抜け出し要因は、コンクリート強度不足、埋込深さ不足、又はスリーブ径に対して穿孔径が大きすぎることのうち二つ。
根拠:所定の深さ・孔径とコンクリート強度が不足すると、拡張部が十分に保持できない。
確認問題 14/24|金属拡張アンカーの施工手順
模式図A〜Dの施工手順で誤っているものと正しい手順を答えなさい。さらに、この工法で設置できないコンクリートの種類一つと、強度が十分でも抜け出す要因一つを答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:誤り:D。正しくは、専用打込み棒をスリーブ上部に当ててハンマーで打ち込む。設置できない例:無筋コンクリート又は軽量気泡コンクリート。抜け出し要因の例:埋込深さ不足又はスリーブ径に対して穿孔径が大きすぎること。
根拠:穿孔・清掃・挿入の後、専用打込み棒でスリーブを確実に拡張させる。ボルトを直接たたいて固定してはならない。
確認問題 15/24|金属拡張アンカー工法
金属拡張アンカー工法の締付トルク式、設置できないコンクリート二種、強度が十分でも抜け出す要因二つを答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:T=0.24DN。軽量気泡コンクリート、無筋コンクリート。埋込み不足、又はスリーブ径に対して孔径が大きすぎること。
根拠:単位を含めた締付トルク式と、所定の埋込み・孔径を確認する。
確認問題 16/24|スリーブ打込み式の施工
画像の金属拡張アンカー工法で使用できるアンカー方式と、施工できないコンクリート一種を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:スリーブ打込み式(おねじ式)。軽量気泡コンクリート又は無筋コンクリート。
根拠:施工対象は鉄筋コンクリート等とし、基材強度・種類を確認する。
確認問題 17/24|アンカー施工工具
金属拡張アンカーの穿孔・設置に必要な工具を四つ答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:打込み棒、ドリルビット、アンカーハンマー、ダストポンプ(又はスポイト)。
根拠:穿孔、孔内清掃、専用打込み棒による施工まで、用途に合う工具を選ぶ。
確認問題 18/24|トルクレンチとダストポンプ
画像の二つの工具の名称と用途を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:トルクレンチ:設定トルクでナットを締める。ダストポンプ(又はスポイト):穿孔後に空気を吹き込みコンクリート粉を除去する。
根拠:孔内の粉じん除去と所定トルクでの締付けが施工品質を左右する。
確認問題 19/24|緩降機の操作面積
模式図A〜Dが示す緩降機取付け部の数値条件を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:A:床からの高さが0.5 m以上の場合はステップ等を設ける。B:開口部下端1.2 m以下。C:操作面積の各辺0.6 m以上。D:操作面積0.5 m²以上。
根拠:開口部と操作面積を確保し、床から0.5 m以上の高さでは有効に避難できるステップ等を設ける。
確認問題 20/24|ステップと緩み止め
緩降機取付け具にステップが必要となる床面からの高さと、ボルト・ナットの緩み止め措置を一つ答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:0.5 m以上。スプリングワッシャ又は割ピンを用いる。
根拠:高さが0.5 m以上なら有効に避難するためステップ等を設ける。
確認問題 21/24|ボルト・ナットの緩み止め
画像の取付け具で、ボルト・ナットの緩み止め措置を二つ答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:スプリングワッシャ、割ピン。
根拠:取付け部では振動等による緩みを防ぐ措置が必要である。
確認問題 22/24|取付け具の設計荷重
緩降機の取付け具に加える設計荷重の方向と、1人用の最小荷重を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:方向は鉛直下向き。1人用は3.9 kN以上。
根拠:使用時に人の荷重が作用する方向を基準に、取付け具の強度を確認する。
確認問題 23/24|取付け具の試験荷重
1人用緩降機の取付け具について、荷重をかける正しい方向をA〜Cから答え、設計荷重3.9 kNに0.1 kNを加えた試験荷重を答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:方向:C(鉛直方向)。試験荷重:4.0 kN。
根拠:取付け具と避難器具の連結部に対して鉛直方向へ加え、3.9 kNに0.1 kNを加える。
確認問題 24/24|固定環保護蓋の点検
斜降式救助袋の固定環保護蓋について、可否判定の点検項目を二つ答えなさい。
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+ 解答・よく分かる解説
正答:土砂の堆積がないこと、著しい腐食・破損・変形がなく容易に開放できること。
根拠:ほかに、紛失防止措置や階数表示の判読性も確認する。
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