この度、弊社に事業再構築補助金(緊急事態宣言枠)が「採択」され、補助事業に着手できる運びとなりました。
その応募に際して、新事業に関する事業計画書の作成が最も大変であった為、ノウハウおよび内容の一部を公開します。
ちなみに今回作成した事業計画書は、以下のYouTubeチャンネルで配信されていた内容を大いに参考とさせて頂きました。
事業再構築補助金の事業計画書チェックしていただきました♪それを元に注意点など。
弊社も多くの方々の役に立ちたい為、実際に「事業再構築補助金が採択された事業計画書を作成した経験」および「次世代にマシな未来を残したい防火管理のプロが考えているサービス内容」について共有させて頂きます。
採択された事業計画書の書き方
⑴ 表紙
緊急事態宣言枠の事業計画書は計10枚なる縛りがある為、表紙にも少し内容を詰めました。
以下の要素があれば、充分いい表紙として機能しそうです。
事業計画書の表紙
- タイトル
- 事業内容に関わるイメージがされる背景
- 事業計画書のキーワードを少し説明
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⑵ 事業概要
取り組みたい事業の概要を、できるだけ分かりやすく説明します。
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⑶ 事業に取り組む背景
なぜ補助事業に取り組むのか、それが本当にできるのかを見極めてもらう判断材料の一つとして背景を説明します。
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⑷ 応募枠の明記と事業再構築の必要性
こちらは今回の事業再構築補助金に申し込むために記載しなければならない項目でしたから、通常の事業計画書とは書き方が異なっています。
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⑸ 3C分析
取り組む事業に勝機があるのかを、有名な3C分析を用いて第三者でも分かる様に証明します。
「3C分析」とは‥Customer(市場・顧客)・Company(自社)・Competitor(競合)の「C」3つにを分析する方法。事業計画やマーケティング戦略を決定に用いる。
競合他社として挙げていた企業さんの名称は、黒塗りとさせて頂きました。
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⑹ クロスSWOT分析とペルソナ設定
自社の強み・弱みと市場環境を分析し、より力を発揮できるサービスを誰に向けて提供するかを明示します。
「ペルソナ」とは‥サービス・商品の典型的なユーザー像のこと。もともと古典劇で役者が使用する「仮面」を意味する。
こんな防火管理業務サポートのサービス始めますよーー!!
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⑺ 具体的なサービス内容
実際に、提供を予定しているサービスの詳細について記述します。
サービス提供価格について、ここでは非公開とします。補助事業開始時の公開を楽しみにお待ち下さいませ。
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⑻ 収支計画
今回の事業再構築補助金の事業計画書については記載項目に指定がある為、公募要領と手引きを確認しながら作成します。
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⑼ 収益予想(補助事業の目標)
無茶過ぎる予想をすると後々大変になる為、少しキツい位の目標となる数字を設定します。
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⑽ 補助事業の将来性とスケジュール
今回の補助事業に取り組むことにより、これからどうなるかのストーリーを語ります。
実行スケジュールが上記の通りですから、採択後の申請手続きやら何やら色々駆け回らなければなりません。
今後ますます青木防災㈱が防火管理業務を通して社会に価値を出し、成長し続けることに皆様ご期待下さいませ!
◎ まとめ
- 青木防災㈱に第二回事業再構築補助金(緊急事態宣言枠)が「採択」され、補助事業として業界全体の課題でもある “防火管理業務のDX化” に着手できる運びとなった。
- 詳しい数字のみ伏せた上で、デザインや構成については公開しても問題なく、むしろ全体の利益とする為に共有すべきと判断した。
- 実際に「事業再構築補助金が採択された事業計画書を作成した経験」および「次世代にマシな未来を残したい防火管理のプロが考えているサービス内容」について共有した。