【規格①】金属製避難はしごの用語と構造|消防設備士甲5・乙5【過去問】

【規格①】金属製避難はしごの用語と構造|消防設備士甲5・乙5【過去問】
強欲な青木
金属製避難はしごの用語と構造は、どこを見れば迷わずに判定できる?
器具の働きと条件を結び付けて、設問の根拠を先に確認しましょう。
消防設備士

学習範囲:規格|金属製避難はしごの用語と構造


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併せて、ご参照ください。

①:金属製避難はしごの用語と構造の判断軸

金属製避難はしごを、固定・立てかけ・つり下げの三つに分けて読むと、用語問題の骨組みが見えます。固定はしごは常時使用可能な状態で防火対象物に固定して使用するもの、立てかけはしごは防火対象物に立てかけて使用するもの、つり下げはしごは防火対象物につり下げて使用するものです。ハッチ用つり下げはしごは、避難器具用ハッチに格納され、使用時に突子が防火対象物に接触しない構造のものをいいます。「収納できる」「伸縮できる」という説明を見たら、器具の大分類ではなく固定はしごの構造上の説明かを先に確かめます。名称だけを追うと、収納式と立てかけを取り違えやすくなります。

縦棒が1本の避難はしごの横桟、横滑り防止突子及び測定位置
縦棒が1本の避難はしごの横桟・突子・測定位置
縦棒が2本以上の避難はしごの内法及び横桟寸法
縦棒が2本以上の避難はしごの内法・横桟寸法

②:部品・条件を比較する

縦棒・横桟・突子も、どこを基準にした語かを絵として思い浮かべましょう。縦棒が1本の避難はしごでは、横桟の長さは15〜25cm、縦棒の幅は10cm以下とし、横桟先端には縦棒の軸と平行に5cm以上の横滑り防止突子を設けます。縦棒が2本以上のものの間隔は内法30〜50cmです。横桟は直径14〜35mm又はこれと同等の握り太さとし、横桟の間隔は取付軸の中心線間で25〜35cmです。つり下げはしごの突子は防火対象物から10cm以上の距離を保つためのもので、距離を保てる構造なら設けない例外があります。同じ「突子」でも目的が異なります。

③:立てかけ・つり下げの安全装置

立てかけはしごでは、上部支持点を先端から60cm以内に置き、上部には滑り及び転倒防止、下部には滑り止めを設けます。伸縮式の縮梯防止装置(伸縮したはしごが縮むのを防ぐ装置)と折りたたみ式の折りたたみ防止装置はいずれも使用時に自動的に作動します。つり下げはしごの距離保持突子と、縦棒が1本の避難はしごの横滑り防止突子は、対象と目的が異なる別の構造です。

立てかけはしごの上部支持点及び下部支持点
立てかけはしごの支持点と安全装置
つり下げはしごのつり下げ金具、突子及び自由下端
つり下げはしごの金具・突子・自由下端

この講義では、金属製避難はしごの用語を、器具の種類・部位・測定基準の順に整理することを目標にします。

ここで扱う条件は、単独の語句として覚えるのではなく、器具又は図面のどこに関係するかを結び付けて確認します。選択肢を読んで違和感があれば、対象・位置・働きの三点へ戻り、根拠を一つずつ照合してください。

強欲な青木
ここまでの判断軸を使って、過去問を解いてみましょう。
問題文の主語と条件を先に確認してから、選択肢を比べてください。
消防設備士

過去問で確認

【確認問題1/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製避難はしごに関する用語の説明として、規格省令上、誤っているものは次のうちどれか。
1.固定はしごの収納式のものとは、横桟を縦棒内に収納しておき、使用の際、 これを取り出して使用可能の状態にすることができるものをいう。
2.固定式はしごとは、常時使用可能な状態で防火対象物に固定されて使用するものをいう。
3.ハッチ用つり下げはしごとは、避難器具用ハッチに格納されているもので、使用の際、防火対象物に突子が接触しない構造のものをいう。
4.立てかけはしごとは、その下部を伸縮させることができる構造で防火対象物に固定されて使用するものをいう。



【確認問題2/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製避難はしごについて、規格省令に定められていないものは次のうちどれか。
1.ハッチ用つり下げはしごとは、つり下げはしごのうち、避難器具用ハッチに格納されているものをいう。
2.避難はしごとは、固定はしご、立てかけはしご及びつり下げはしごをいう。
3.立てかけはしごとは、防火対象物に立てかけて使用されるものをいう。
4.固定はしごとは、横桟を縦棒内に収納しておき、使用の際、これを取り出して使用可能の状態にすることができるものを含まない。



【確認問題3/11】金属製避難はしごの用語・構造

縦棒が1本の金属製固定はしごについて、横桟の軸方向における縦棒の幅として、規格省令上、正しいものはどれか。
1.7cm以下
2.10cm以下
3.15cm以下
4.20cm以下



【確認問題4/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製避難はしごの縦棒の間隔を表すものとして、規格省令に定められているものは次のうちどれか。
1.縦棒の内法寸法
2.縦棒の外側の寸法
3.縦棒の中心線間の寸法
4.縦棒が太い場合は中心線間の寸法、細い場合は外側の寸法



【確認問題5/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製避難はしごの横桟の構造について、次の文中の( )に当てはまる数値の組合せとして、規格省令上、正しいものはどれか。
「避難はしごの横桟は、直径(ア)mm以上(イ)mm以下の円形の断面を有するもの又はこれと同等の握り太さの他の形状の断面を有するものでなければならない。」

選択肢 ア イ
1 12 30
2 12 35
3 14 30
4 14 35


【確認問題6/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製避難はしごの横桟の間隔について、規格省令上、正しいものは次のうちどれか。
1.横桟の取付軸の中心線と下段の横桟の踏面との間隔で、25cm以上35cm 以下であること。
2.外法寸法で 25cm以上 35cm以下であること。
3.内法寸法で 25cm以上 35cm以下であること。
4.横桟の取付軸の中心線で、間隔は25cm以上 35cm以下であること。



【確認問題7/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製立てかけはしごの構造と機能について、規格省令上、誤っているものは次のうちどれか。
1.上部支持点には、滑り及び転倒を防止するための安全装置を設けてあること。
2.下部支持点には、滑り止めを設けてあること。
3.伸縮させることができる構造のものは、使用の際、自動的に作動する縮梯防止装置を設けてあること。
4.折りたたむことができる構造のものは、使用の際、手動で作動する折りたたみ防止装置を設けてあること。



【確認問題8/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製避難はしごのうち、立てかけはしごの構造について、規格省令に定められていないものは次のうちどれか。
1.使用の際、防火対象物から10cm以上の距離を保持するための有効な突子を設けてあること。
2.上部支持点(先端から60cm以内の任意の箇所とする。)に、滑り及び転倒を防止するための安全装置を設けてあること。
3.伸縮させることができる構造のものは、使用の際、自動的に作動する縮梯防止装置を設けてあること。
4.折りたたむことができる構造のものは、使用の際、自動的に作動する折りたたみ防止装置を設けてあること。



【確認問題9/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製避難はしごの突子について、規格省令上、正しいものは次のうちどれか。
1.つり下げはしごは、必ず突子を設けなければならない。
2.固定はしごは、必ず突子を設けなければならない。
3.立てかけはしごは、突子がなくてもよい。
4.縦棒の数が2本である避難はしごは、横桟の先端に、縦棒の軸と平行に長さ5cm以上の突子を設けること。



【確認問題10/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製避難はしごのうち、縦棒の数が1本であるものにあっては、横桟の先端に突子を設けることが規格省令で定められているが、その目的として正しいものは次のうちどれか。
1.横桟の強度を増すため
2.横滑りを防止するため
3.横桟のトルク試験を行うため
4.防火対象物から一定の距離を保持するため



【確認問題11/11】金属製避難はしごの用語・構造

金属製避難はしごの縦棒(縦棒の数が1本である固定はしごを除く)の間隔として、規格省令に定められているものは次のうちどれか。
1.内法寸法で0.3m以上、0.5m以下
2.外法寸法で0.35m以上、0.6m以下
3.内法寸法で0.3m以上、外法寸法で0.6m以下
4.内法寸法で0.35m以上、0.6m以下


強欲な青木
迷わずに回答できましたか?
もし、まだ自信がないのであれば繰り返し「過去問テスト」等を使って類題を解くことをオススメします!
消防設備士

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上記以外に新傾向問題の情報など提供あり次第、解説を毎年追記して更新しています。これから消防設備士の試験を受けられる方は是非ご覧下さい。