学習範囲:規格|金属製避難はしごの用語と構造
最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)ショップの消防設備士「過去問テスト」で毎年更新しています。
併せて、ご参照ください。
①:金属製避難はしごの用語と構造の判断軸
金属製避難はしごを、固定・立てかけ・つり下げの三つに分けて読むと、用語問題の骨組みが見えます。固定はしごは建物側に固定された状態、立てかけはしごは建物に立てて用いる状態、つり下げはしごは上部からつるす状態です。「収納できる」「伸縮できる」という説明を見たら、器具の大分類ではなく固定はしごの構造上の説明かを先に確かめます。名称だけを追うと、収納式と立てかけを取り違えやすくなります。
②:部品・条件を比較する
縦棒・横桟・突子も、どこを基準にした語かを絵として思い浮かべましょう。縦棒の間隔は内法、横桟の間隔は取付軸の中心線というように、寸法の数字より測定位置が先です。つり下げはしごの突子は建物との距離を保つため、縦棒が1本の避難はしごに設ける横桟先端の突子は横滑り防止のためであり、同じ「突子」でも目的が異なります。
③:設問を解く手順
問題文を読んだら、①器具の種類、②部位、③測る基準又は安全装置、の順に印を付けます。「必ず」とある肢は、例外の有無を確かめる合図です。固定・立てかけには突子が要らず、つり下げには原則として要る、という対比を使うと誤りを絞れます。
●:引っかけを避ける確認
特に、立てかけはしごへ「防火対象物から距離を保つ突子」を移す入替えは定番です。その規定はつり下げはしご側です。設問の主語を器具名まで戻し、部位と目的がその器具に合うかを判定してください。
この講義では、金属製避難はしごの用語を、器具の種類・部位・測定基準の順に整理することを目標にします。
ここで扱う条件は、単独の語句として覚えるのではなく、器具又は図面のどこに関係するかを結び付けて確認します。選択肢を読んで違和感があれば、対象・位置・働きの三点へ戻り、根拠を一つずつ照合してください。
過去問で確認
【確認問題1/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製避難はしごに関する用語の説明として、規格省令上、誤っているものは次のうちどれか。
1.固定はしごの収納式のものとは、横桟を縦棒内に収納しておき、使用の際、 これを取り出して使用可能の状態にすることができるものをいう。
2.固定式はしごとは、常時使用可能な状態で防火対象物に固定されて使用するものをいう。
3.ハッチ用つり下げはしごとは、避難器具用ハッチに格納されているもので、使用の際、防火対象物に突子が接触しない構造のものをいう。
4.立てかけはしごとは、その下部を伸縮させることができる構造で防火対象物に固定されて使用するものをいう。
【確認問題2/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製避難はしごについて、規格省令に定められていないものは次のうちどれか。
1.ハッチ用つり下げはしごとは、つり下げはしごのうち、避難器具用ハッチに格納されているものをいう。
2.避難はしごとは、固定はしご、立てかけはしご及びつり下げはしごをいう。
3.立てかけはしごとは、防火対象物に立てかけて使用されるものをいう。
4.固定はしごとは、横桟を縦棒内に収納しておき、使用の際、これを取り出して使用可能の状態にすることができるものを含まない。
【確認問題3/11】金属製避難はしごの用語・構造
縦棒が1本の金属製固定はしごについて、横桟の軸方向における縦棒の幅として、規格省令上、正しいものはどれか。
1.7cm以下
2.10cm以下
3.15cm以下
4.20cm以下
【確認問題4/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製避難はしごの縦棒の間隔を表す寸法として、規格省令上、正しいものはどれか。
1.縦棒の内法寸法
2.縦棒の外側の寸法
3.縦棒の中心線間の寸法
4.縦棒の太さに応じて内法又は外法を使い分ける寸法
【確認問題5/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製避難はしごの横桟について、規格省令上、正しい直径の範囲はどれか。
1.14mm以上30mm以下
2.14mm以上33mm以下
3.16mm以上35mm以下
4.14mm以上35mm以下
【確認問題6/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製避難はしごの横桟の間隔について、規格省令上、正しいものは次のうちどれか。
1.横桟の取付軸の中心線と下段の横桟の踏面との間隔で、25cm以上35cm 以下であること。
2.外法寸法で 25cm以上 35cm以下であること。
3.内法寸法で 25cm以上 35cm以下であること。
4.横桟の取付軸の中心線で、間隔は25cm以上 35cm以下であること。
【確認問題7/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製立てかけはしごの構造と機能について、規格省令上、誤っているものは次のうちどれか。
1.上部支持点には、滑り及び転倒を防止するための安全装置を設けてあること。
2.下部支持点には、滑り止めを設けてあること。
3.伸縮させることができる構造のものは、使用の際、自動的に作動する伸縮防止装置を設けてあること。
4.折りたたむことができる構造のものは、使用の際、手動で作動する折りたたみ防止装置を設けてあること。
【確認問題8/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製避難はしごのうち、立てかけはしごの構造について、規格省令に定められていないものは次のうちどれか。
1.使用の際、防火対象物から10cm以上の距離を保持するための有効な突子を設けてあること。
2.上部支持点(先端から60cm以内の任意の箇所とする。)に、滑り及び転倒を防止するための安全装置を設けてあること。
3.伸縮させることができる構造のものは、使用の際、自動的に作動する伸縮防止装置を設けてあること。
4.折りたたむことができる構造のものは、使用の際、自動的に作動する折りたたみ防止装置を設けてあること。
【確認問題9/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製避難はしごの突子について、規格省令上、正しいものは次のうちどれか。
1.つり下げはしごは、必ず突子を設けなければならない。
2.固定はしごは、必ず突子を設けなければならない。
3.立てかけはしごは、突子がなくてもよい。
4.縦棒の数が2本である避難はしごは、横桟の先端に、縦棒の軸と平行に長さ5cm以上の突子を設けること。
【確認問題10/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製避難はしごのうち、縦棒の数が1本であるものにあっては、横桟の先端に突子を設けることが規格省令で定められているが、その目的として正しいものは次のうちどれか。
1.横桟の強度を増すため
2.横滑りを防止するため
3.横桟のトルク試験を行うため
4.防火対象物から一定の距離を保持するため
【確認問題11/11】金属製避難はしごの用語・構造
金属製避難はしごの縦棒(縦棒の数が1本である固定はしごを除く)の間隔として、規格省令に定められているものは次のうちどれか。
1.内法寸法で0.3m以上、0.5m以下
2.外法寸法で0.35m以上、0.6m以下
3.内法寸法で0.3m以上、外法寸法で0.6m以下
4.内法寸法で0.35m以上、0.6m以下
消防設備士「過去問テスト」は、その名の通り“過去に出た問題” のテストです。
ブログでお馴染みの管理人が過去問に関する情報収集を積み重ね、その中からピックアップして過去問ベースの模擬試験を作成したものです。

上記以外に新傾向問題の情報など提供あり次第、解説を毎年追記して更新しています。これから消防設備士の試験を受けられる方は是非ご覧下さい。
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