【規格①】一般構造と音響装置|消防設備士乙7【過去問】

【規格①】一般構造と音響装置|消防設備士乙7【過去問】
強欲な青木
音響装置は、音が大きければ規格に合うん?
音圧だけでなく、鳴動電圧、休止時間、絶縁抵抗、測定距離を一組で確認します。
消防設備士

設備の信号経路と音響装置の数値条件を分けて整理します。

最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)ショップの消防設備士「過去問テスト」で毎年更新しています。

>> 消防設備士「過去問テスト」

併せて、ご参照ください。

 

結論:90%・2秒・直流500Vで5MΩ・1mで70dB

漏電火災警報器の規格問題では、定義、一般構造、機器間の信号方向、音響装置の数値を分けて確認します。対象は600V以下の警戒電路です。変流器が漏えい電流を検出して受信機へ信号を送り、受信機が防火対象物の関係者へ報知します。

 

仕組みと数値表:設備の流れから音響条件へ進む

一般構造では、部品を定格の範囲内で使用すること、耐久性を有すること、著しい雑音や障害電波を発しないこと、端子以外を堅ろうなケースへ収めることを確認します。

音響装置は、定格電圧の90%で音響を発する必要があります。断続音の休止時間は2秒以下で、鳴動時間は休止時間以上です。充電部と非充電部との間は、直流500Vの絶縁抵抗計で測定した値が5MΩ以上でなければなりません。

音圧は、定格電圧で鳴動させ、無響室の定位置において音響装置の中心から1m離れた点で70dB以上とします。さらに、定格電圧で8時間連続して鳴動させた後も、これらの機能を保ち、構造に異常を生じないことが必要です。

漏電火災警報器の信号経路と音響装置の規格を示す図
確認順 押さえる内容
1 600V以下という定義と、変流器・受信機の役割
2 部品の定格、耐久性、雑音、ケースという一般構造
3 90%、2秒、直流500Vで5MΩ、1mで70dBという測定条件
4 8時間連続鳴動後も機能と構造を保つ耐久条件

 

ここからは「一般構造と音響装置」の確認問題です。問題文から判断根拠を決めた後で、解答・解説を開いてください。

強欲な青木
要点を確認できたから、過去問で判断してみるん!
問題文の条件を一つずつ照合してから、解答・解説を開きましょう。
消防設備士

【過去問】一般構造と音響装置

 

確認問題1:漏電火災警報器の定義

漏電火災警報器の定義に入る「電圧/検出対象/構成機器」の正しい組合せはどれでしょうか。

  1. 600V以下/漏えい電流/変流器
  2. 600V未満/漏えい電圧/変圧器
  3. 600V未満/漏えい電流/変流器
  4. 600V以下/漏えい電圧/変圧器

 

確認問題2:機器間の信号方向

漏電火災警報器の機器について、誤っているものはどれでしょうか。

  1. 漏電火災警報器は、600V以下の警戒電路の漏えい電流を検出・報知し、変流器と受信機で構成する。
  2. 変流器は漏えい電流を自動的に検出し、受信機へ信号を送る。
  3. 集合型受信機は2以上の変流器と組み合わせ、1組の電源装置・音響装置などで構成する。
  4. 受信機は音響装置から送られた信号を増幅し、漏えい電流の発生を報知する。

 

確認問題3:適用できる電圧

規格省令が漏電火災警報器の定義で定める、警戒電路の電圧範囲の上限を正しく示すものはどれでしょうか。

  1. 600V以下
  2. 500V以下
  3. 300V以下
  4. 200V以下

 

確認問題4:一般構造

漏電火災警報器の一般構造として、誤っているものはどれでしょうか。

  1. 部品は定格の110%以下で使用する。
  2. 著しい雑音または障害電波を発しない。
  3. 端子以外の部分は堅ろうなケースへ収納する。
  4. 耐久性を有する。

 

確認問題5:断続音の休止時間

音響装置について、誤っているものはどれでしょうか。

  1. 定格電圧の90%で音響を発する。
  2. 断続音の休止時間は5秒以下で、鳴動時間は休止時間以上とする。
  3. 充電部と非充電部との間は、直流500Vの絶縁抵抗計で測定した値を5MΩ以上とする。
  4. 定格電圧時、無響室の定位置で中心から1m離れた点の音圧を70dB以上とする。

 

確認問題6:音圧と測定距離

音響装置について、正しいものはどれでしょうか。

  1. 定格電圧の80%で音響を発する。
  2. 休止時間は5秒以下で、鳴動時間は休止時間以上とする。
  3. 定格電圧時、無響室の定位置で中心から1m離れた点において70dB以上とする。
  4. 充電部と非充電部との間は、直流500Vの絶縁抵抗計で測定した値を1MΩ以上とする。

 

確認問題7:距離と音圧の組合せ

定格電圧で音響装置を鳴動させ、無響室の定位置で測定する場合、音響装置の中心からの距離/音圧の正しい組合せはどれでしょうか。

  1. 2m/60dB
  2. 1m/70dB
  3. 1m/75dB
  4. 2m/80dB

 

実務メモ:測定条件と基準値を一組にする

  1. 適用電圧は600V以下。
  2. 信号は変流器から受信機へ送る。
  3. 部品は定格の範囲内で使う。
  4. 音響装置は90%・休止2秒以下・直流500Vで5MΩ以上・1mで70dB以上。
  5. 定格電圧で8時間鳴動後も機能を保ち、構造に異常がない。

音圧を確認するときは、測定距離と鳴動条件を切り離しません。表示、配線、作動音を順に確認し、異常があれば「どの条件が外れたか」を記録します。

 

まとめと次の講義

一般構造は、適用電圧、信号方向、部品とケース、音響装置の測定条件の順で整理します。音響装置は数値だけでなく、電圧・測定器・場所・距離を組にして覚えます。続いて変流器の性能試験へ進んでください。

 


強欲な青木
迷わずに回答できましたか?
もし、まだ自信がないのであれば繰り返し「過去問テスト」等を使って類題を解くことをオススメします!
消防設備士

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