受信機の表示、保護、試験装置、機能試験、絶縁抵抗を順に確認します。
最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)ショップの消防設備士「過去問テスト」で毎年更新しています。
併せて、ご参照ください。
結論:短絡保護、2.5、回線ごとの試験、52・30・75、500・5
受信機の規格問題は、表示事項、短絡保護、試験装置、機能試験を分けて整理します。外部回路を保護する仕組みと、外部配線を試験する仕組みは目的が異なります。対象を先に決め、最後に機能試験と絶縁抵抗の数値を当てはめます。
仕組みと数値表:受信機の役割ごとに分ける
| 論点 | 基準 |
|---|---|
| 受信機本体の表示 | 電源周波数、公称作動電流値、作動入力電圧など。型式番号は列挙されていない |
| 短絡保護 | 電源入力側などは、外部回路の短絡に対する有効な保護措置を備える |
| 試験装置 | 前面で手動により容易に試験でき、集合型は回線ごとに試験できる |
| 受信機の機能試験 | 52%で30秒以内は作動せず、75%で1秒以内に作動する |
| 絶縁抵抗 | 直流500Vで測定し、5MΩ以上 |
短絡保護は、受信機の電源入力側と、受信機から外部の音響装置・表示灯などへ直接電力を供給する回路に設けます。外部回路で短絡が起きても、受信機を有効に保護できることが要点です。
試験装置は、設計出力電圧の2.5倍以下を入力端子へ加える機能と、変流器に至る外部配線の断線を確認する機能を備えます。受信機の前面で手動により容易に試験でき、集合型では回線ごとに試験できなければなりません。
機能試験は、設計出力電圧の52%で30秒以内に作動しないことと、75%で1秒以内に作動することを分けて判定します。絶縁抵抗は、直流500Vの絶縁抵抗計で測定して5MΩ以上です。

ここからは「受信機と試験装置」の確認問題です。問題文から判断根拠を決めた後で、解答・解説を開いてください。
【過去問】受信機と試験装置
確認問題1:受信機本体の表示事項
次のうち、受信機本体に表示しなければならない事項として規格上定められていないものはどれでしょうか。
- 型式番号
- 電源周波数
- 公称作動電流値
- 作動入力電圧
確認問題2:外部回路の短絡保護
受信機の短絡保護について、保護対象側/短絡箇所の正しい組合せはどれでしょうか。
- 電源入力側/内部回路
- 電源入力側/外部回路
- 変流器/外部回路
- 変流器/内部回路
確認問題3:受信機の構造
受信機の構造について、規格上正しいものはどれでしょうか。
- 電源表示は漏電表示と同じ色にする
- 予備電源を必ず設ける
- 感度調整装置をケース外面へ露出させる
- 外部回路の短絡に対する有効な保護措置を設ける
確認問題4:試験装置の誤った説明
受信機に設ける試験装置について、規格上誤っているものはどれでしょうか。
- 公称作動電流値に対応する設計出力電圧の2.5倍以下を入力端子へ加えられる
- 変流器に至る外部配線の断線を試験できる
- 試験後に定位置へ戻す操作忘れを防ぐ措置を備える
- 集合型受信機は全回線を一括してだけ試験できる
確認問題5:試験装置の正しい説明
受信機に設ける試験装置について、規格上正しいものはどれでしょうか。
- 設計出力電圧の3.5倍以下を入力端子へ加える
- 外部配線の短絡を試験できる
- 受信機前面で手動により容易に試験できる
- 集合型受信機は全回線を一括してだけ試験できる
確認問題6:受信機の機能試験
受信機の機能試験について、非作動試験電圧割合/非作動確認時間/作動試験電圧割合の正しい組合せはどれでしょうか。
- 42%/30秒/90%
- 42%/20秒/75%
- 52%/20秒/90%
- 52%/30秒/75%
確認問題7:絶縁抵抗
直流500V絶縁抵抗計で測定した結果のうち、規格に適合しないものはどれでしょうか。
- 変流器の二次巻線と外部金属部との間が7MΩ
- 変流器の一次巻線と外部金属部との間が6MΩ
- 受信機の充電部とケースとの間が5MΩ
- 受信機の充電部とケースとの間が4MΩ
まとめと次の単元
受信機は、表示、短絡保護、試験装置、機能試験、絶縁抵抗の順で整理します。次は点検・整備の無料講義へ進み、設備を確認する実際の順番を学んでください。
消防設備士「過去問テスト」は、その名の通り“過去に出た問題” のテストです。
ブログでお馴染みの管理人が過去問に関する情報収集を積み重ね、その中からピックアップして過去問ベースの模擬試験を作成したものです。

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