【構造・機能②】検出方式と感度調整装置|消防設備士乙7【過去問】

【構造・機能②】検出方式と感度調整装置|消防設備士乙7【過去問】
強欲な青木
回路方式と接地線方式は、検出性能の違いなん?
性能の優劣ではなく、変流器を負荷回路へ設けるかB種接地線へ設けるかで区別します。
消防設備士

設置箇所から方式名を決め、感度調整装置の役割と分けて覚えます。

最新版の過去問情報は、学習の進み具合に合わせてこの講義で確認できます。

 

結論:負荷回路なら回路方式、B種接地線なら接地線方式

漏電火災警報器の変流器には、設置する電路によって回路方式と接地線方式があります。方式は検出性能の優劣ではなく、変流器をどこへ設けるかで区別します。感度調整装置は、警報器が作動する感度を調整するものです。

 

仕組み:設置場所と調整対象を分ける

論点 要点
回路方式 負荷回路の全導体を一括して変流器へ通し、通常時の負荷電流による磁束を相殺して差を検出する
接地線方式 漏えい電流が単独で流れるB種接地線へ変流器を設ける
感度調整装置 漏電火災警報器の作動感度を調整する

回路方式と接地線方式は、変流器を設ける場所が異なります。方式の名称を逆に覚えないことが重要です。

 

文章図解:電路から方式名を決める

問題文で確認する場所 選ぶ方式・装置 判断の中心
負荷回路の全導体 回路方式 全導体の電流による磁束を相殺して差を検出する
B種接地線 接地線方式 接地線を流れる漏えい電流を検出する
受信機の作動しきい値 感度調整装置 警報器が作動する感度を調整する

問題文では、設置場所または調整対象を先に拾い、表の該当行へ当てはめます。

 

ここからは「検出方式と感度調整装置」の確認問題です。問題文から判断根拠を決めた後で、解答・解説を開いてください。

強欲な青木
要点を確認できたから、過去問で判断してみるん!
問題文の条件を一つずつ照合してから、解答・解説を開きましょう。
消防設備士

【過去問】検出方式と感度調整装置

 

確認問題1:回路方式と接地線方式

漏電検出の原理を説明する記述として、最も適当なものはどれでしょうか。

  1. 回路方式と接地線方式では、検知性能がそれぞれ異なる
  2. 負荷回路の電線に変流器を設置する方式を接地線方式という
  3. 回路方式では、負荷電流が変流器の二次巻線の誘起電圧に影響しないように変流器を設置する
  4. 漏洩電流が単独で存在するB種接地線に変流器を設置する方式を回路方式という

 

確認問題2:感度調整装置

漏電火災警報器の感度調整装置の機能として、最も適当なものはどれでしょうか。

  1. 漏電火災警報器の感度を調整する
  2. 音響装置の音量を調整する
  3. 変流器の入力信号を一定にする
  4. 受信機の増幅度を一定にする

 

実務メモ:方式名より先に設置箇所を見る

  1. 負荷回路へ設けるのが回路方式。
  2. B種接地線へ設けるのが接地線方式。
  3. 感度調整装置は、警報器の作動感度を調整する。

点検や図面確認では、方式名を先に決めず、変流器が負荷回路の全導体を囲んでいるか、B種接地線へ設けられているかを確認します。感度調整装置は音響装置の音量調整と分けて記録してください。

B種接地線へ設けた方式では、設備の増設や改修後に、変流器を通らない接地線が追加されていないかも確認します。接地線が変流器を通らなければ、その経路は未警戒になるためです。

 

まとめと次の単元

負荷回路は回路方式、B種接地線は接地線方式、作動しきい値は感度調整装置です。次は規格の無料講義へ進み、機器ごとの構造と性能試験を整理してください。

 


強欲な青木
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消防設備士

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