【消防関係法令③】消火設備の設置基準|消防設備士甲種特類【過去問】

【消防関係法令③】消火設備の設置基準|消防設備士甲種特類【過去問】

強欲な青木
消火設備は、用途・床面積・方式・放射範囲の順に照合します。

同じ泡消火設備でも、フォームヘッドと高発泡用泡放出口では使う表が異なります。
消防設備士



設置対象の読み方

まず令第11条・第13条で設置対象を判定し、次に施行規則で水源量、放射区画、放出口種別などの細目を確認します。対象室の用途や設備方式を確定する前に数値だけを選ぶと、別の表の値へ誘導されます。

消防用設備等の設置対象を用途・階・面積・無窓階や地階・部分規制の順に確認する判定マトリクス

水源・放射区画

水源は同時使用数を上限として必要量を計算し、泡・ガス設備は放射区画と対象室で判定します。

数値は設備方式と一組で覚える

屋内消火栓の水源量、フォームヘッドの放射区画、高発泡用泡放出口の放出量、移動式泡消火設備の水平距離は、それぞれ別の基準です。「何の数値か」を言える状態にしてから、個数・面積・放出量・距離を照合します。

【過去問】主題


共同住宅に広範囲型2号消火栓(政令第11条第3項第2号ロの規定に基づいて設置される屋内消火栓設備)を設置する場合、最小限必要な水源の水量として消防法令上、正しいものは次のうちどれか。ただし当該共同住宅は屋内消火栓設備の設置義務があり、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における当該設置個数は4とする。

1 3.2 ㎥

2 4.8 ㎥

3 6.4 ㎥

4 8.0 ㎥




防火対象物にフォームヘッドを用いる泡消火設備を設置する場合、設置される部分と一の放射区画の面積の組合せとして消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。

設置される部分

一の放射区域の面積

1

指定可燃物を貯蔵する部分

50 ㎡

2

駐車の用に供される部分

100 ㎡

3

道路の用に供される部分

150 ㎡

4

自動車の修理の用に供される部分

200 ㎡




不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備または粉末消火設備のいずれかを設置しなければならない防火対象物の部分として消防法令上、正しいものは次のうちどれか。

1 大学の通信機器室で、床面積が300 ㎡のもの

2 病院のボイラー室で、床面積が200 ㎡のもの

3 百貨店の発電機室で、床面積が150 ㎡のもの

4 作業場の乾燥室で、床面積が100 ㎡のもの




次の閉鎖型スプリンクラーヘッドの設置および維持に関する技術上の基準のうち消防法令上、小区画ヘッドのみに適用されるものはどれか。

1 スプリンクラーヘッドは、当該ヘッドの軸心が当該ヘッドの取付け面に対して直角となるように設けること。

2 スプリンクラーヘッドは、天井の各部分から一のスプリンクラーヘッドまでの水平距離が2.6m以下で、かつ一のスプリンクラーヘッドにより防護される部分の面積が13㎡以下となるように設けること。

3 スプリンクラーヘッドは、当該ヘッドの取付け面から0.4m以上突き出したはり等によって区画された部分ごとに設けること。

4 給排気用ダクト、棚等でその幅または奥行が1.2mを超えるものがある場合には、当該ダクト等の下面にもスプリンクラーヘッドを設けること。




全域放出方式の高発泡用泡放出口について防火対象物またはその部分、泡放出口の種別および防護区画の冠泡体積1㎥当たりの毎分の泡水溶液放出量の組合せとして消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。ただし開口部については考慮しないものとする。

防火対象物またはその部分

泡放出口の種別

放出量(ℓ)

1

飛行機の格納庫

第1種

2.00

2

飛行機の格納庫

第2種

1.00

3

自動車の修理工場

第1種

1.11

4

屋内駐車場

第2種

0.28




消防法令上、不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備または粉末消火設備の設置を必要としないものは次のうちどれか。

1 乾燥室で、床面積が200㎡のもの

2 発電機が設置されている部分で、床面積が200㎡のもの

3 ボイラー室で、床面積が300㎡のもの

4 通信機器室で、床面積が400㎡のもの




次に掲げる防火対象物のうち消防法令上、屋内消火栓設備を設置しなければならないものはどれか。ただし、防火対象物の特定主要構造部は耐火構造で、すべての階が地階または無窓階以外の階であるものとし、壁および天井の室内に面する部分は不燃材料で仕上げたものとする。

1 劇場で、延べ面積1,500㎡の平屋建のもの

2 物品販売店舗で、延べ面積2,000㎡、階数が2のもの

3 1階が映画館(床面積1,000㎡)、2階が飲食店(床面積1,000㎡)の特定防火対象物で、延べ面積2,000㎡、階数が2のもの

4 事務所で、延べ面積2,500㎡、階数が3のもの




移動式の泡消火設備について消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。

1 消防用ホースの長さは、泡消火設備のホース接続口からの水平距離が15 mの範囲内の当該防護対象物の各部分に有効に放射することができる長さとしなければならない。

2 泡放射用器具を格納する箱は、ホース接続口から5m以内の距離に設けなければならない。

3 泡放射用器具を格納する箱には、その表面に「移動式泡消火設備」と表示しなければならない。

4 ホース接続口は、すべての防護対象物について、当該防護対象物の各部分から一のホース接続口までの水平距離が15 m以下となるように設けなければならない。




ハロゲン化物消火設備に関する次の記述のうち消防法令上、正しいものの組合せはどれか。

HFC-23を放射する全域放出方式のハロゲン化物消火設備の噴射ヘッドは、定められた消火剤の量を30秒以内に放射できるものでなければならない。

FK-5―1―12を放射する全域放出方式のハロゲン化物消火設備の噴射ヘッドは、定められた消火剤の量を10秒以内に放射できるものでなければならない。

ハロン1301を放射する局所放出方式のハロゲン化物消火設備の噴射ヘッドは、定められた消火剤の量を30秒以内に放射できるものでなければならない。

1 ア、イ のみ

2 ア、ウ のみ

3 イ、ウ のみ

4 ア、イ、ウ すべて


まとめ

  • 問題文の条件を省略せず、主語・数値・対象を確認します。

それでは続いて【消防関係法令④】警報・避難・消防活動設備の設置基準|消防設備士甲種特類【過去問】へ進みます。