【工事・整備④】救助袋の設置基準|消防設備士甲5・乙5【過去問】

【工事・整備④】救助袋の設置基準|消防設備士甲5・乙5【過去問】
強欲な青木
救助袋は、袋を広げられれば設置してよいん?
支持装置、開口部、展張空間、地上側の安全まで確認します。
消防設備士

学習範囲:工事・整備|救助袋の設置基準


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併せて、ご参照ください。

開口部の位置、袋の降下方向、支持装置、周囲の障害物を順に読みます。問題文にある距離や高さは、袋が安定し、避難者が途中で危険にさらされないための条件として捉えます。

①:救助袋は支持装置と展張空間をセットで見る

救助袋の設置では、上部・下部の支持装置が袋を安定して支えることと、袋を十分に展張できる空間が必要です。袋本体だけを取り出せても、支持位置や地上側の空間が不適切なら避難経路になりません。構造上の部位を、実際の設置位置へ対応させます。

②:進入から着地までの経路を確認する

避難者が開口部から進入し、袋の内部を通り、地上側へ出るまでを連続した経路として見ます。開口部の位置、袋の降下方向、周囲の障害物は、どこか一つだけを見ても判断できません。高さや距離が出る肢は、袋がよじれず安全に張れるかという目的で比べます。

③:救助袋の設置での比較

支持装置の説明と袋本体の説明、展張時の条件と格納時の条件を混ぜないことが大切です。選択肢に一つでも経路を妨げる条件があれば、他の部分が正しくても採用しません。袋が安全な通路として連続しているかを最終確認に使いましょう。

引っかけ①:条件を一つだけで決めない

補足:救助袋は展張時の形が安全性に直結するため、格納状態だけで判定しません。設置後に袋を十分に展張できる空間があるか、地上側で避難者が安全に離脱できるかを確認します。開口部・支持部・袋の通路を一枚の経路として考えると、条件の抜けを防げます。

過去問で確認

強欲な青木
ここまでの判断軸を使って、過去問を解いてみましょう。
問題文の主語と条件を先に確認してから、選択肢を比べてください。
消防設備士

【確認問題1/6】救助袋の設置基準

救助袋を設ける開口部の大きさとして、消防庁告示上、正しいものは次のうちどれか。
1.高さ0.5m以上、幅0.9m以上
2.高さ0.6m以上、幅0.6m以上
3.高さ0.9m以上、 幅0.5m以上
4.高さ1.2m以上、幅0.4m以上



【確認問題2/6】救助袋の設置基準

斜降式の救助袋(避難器具用ハッチに格納されたものを除く。)について、消防庁告示上、正しいものは次のうちどれか。
1.取付部の開口部の大きさは、高さ及び幅がそれぞれ0.5m以上で、入口金具を容易に操作できる大きさであり、かつ、使用の際、袋の展張状態を近くの開口部(当該開口部を含む。)から確認することができるものでなければならない。
2.開口部の下端は、床面から1.5m以下の高さとすること。ただし、開口部の部分に避難上支障のないように固定又は半固定のステップ等を設けた場合にあっては、この限りでない。
3.袋本体の下部出口部と降着面等からの高さは、無荷重において床面から 0.6m以下にしなければならない。
4.避難空地には、当該避難空地の最大幅員(1mを超えるものにあっては、 1mとすること。)以上で、かつ、避難上の安全性が確保されている避難通路が設けられていなければならない。



【確認問題3/6】救助袋の設置基準

垂直式の救助袋(避難器具用ハッチに格納したものは除く。)の設置方法として、消防庁告示上、正しいものは次のうちどれか。
1.降下空間は、当該器具の中心から半径1m以上の円柱形の範囲内としなければならない。ただし、救助袋と壁との間隔は0.2m(ひさしなどの突起物がある場合は、救助袋と突起物の先端との間隔は 0.5m(突起物が入口金具から下方3m以内の場合は、0.2m))以上とすることができる。
2.降下空間と架空電線との間隔は、1m以上とするとともに、救助袋の上端と空線との間隔は1.5m以上としなければならない。
3.降下空間及び避難空地を共用する場合にあっては、器具相互の外面を1m まで接近させることができる。
4.袋本体の下部出口部と降着面等との間隔は、無荷重の状態において 0.6m 以下としなければならない。



【確認問題4/6】救助袋の設置基準

垂直式救助袋の降下空間について、消防庁告示上、正しい組合せはどれか。救助袋中心からの半径、壁・突起物との間隔、入口金具からの距離を選びます。
1.0.5m・0.3m・0.5m・3m・0.3m
2.1m・0.2m・0.5m・3m・0.2m
3.1m・0.3m・0.3m・3m・0.3m
4.1m・0.3m・0.5m・3m・0.3m



【確認問題5/6】救助袋の設置基準

垂直式の救助袋の降下空間の基準として、消防庁告示に定められているものは次のうちどれか。
1.救助袋の中心から半径 0.5m以上の円柱形の範囲内であること。
2.救助袋の中心から半径0.8m以上の円柱形の範囲内であること。
3.救助袋の中心から半径1.0m以上の円柱形の範囲内であること。
4.救助袋の中心から半径1.2m以上の円柱形の範囲内であること。



【確認問題6/6】救助袋の設置基準

垂直式の救助袋(避難器具用ハッチに格納したものは除く。)の設置方法として、消防庁告示上、誤っているものは次のうちどれか。
1.取付部の開口部の大きさは、高さ及び幅がそれぞれ0.6m以上で、入口金具を容易に操作できる大きさであり、かつ、使用の際に、袋本体の展張状態を近くの開口部等(当該開口部を含む。)から確認することができるものであること。
2.袋本体の下部出口部と降着面等の間隔は、無荷重の状態において0.5m以下であること。
3.避難空地は、降下空間の水平投影面積以上であること。
4.降下空間と避難空地を共用して避難器具を設ける場合は、器具相互の外面を0.5mまで接近させることができる。


実務メモとまとめ

本文の条件を順に確認し、器具の役割と安全に使うための理由を一文で説明できるようにしましょう。

強欲な青木
迷わずに回答できましたか?
もし、まだ自信がないのであれば繰り返し「過去問テスト」等を使って類題を解くことをオススメします!
消防設備士

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次の学習

次は「その他の避難器具の設置基準」へ進み、この単元の理解をつなげましょう。