このページを見たら消防設備士試験 甲4・乙4の「工事・整備」で学ぶ順番が分かり、過去問対策を迷わず進められるはず!
最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)noteの消防設備士「過去問テスト」で毎年更新しています。
併せて、ご参照ください。
工事・整備・点検7講義の学習順
工事・整備・点検|全7講義・73問
目的別の進み方
初めて学ぶ
工事・整備① → ② → ③ → ④ → ⑤ → ⑥ → ⑦の順で進みます。
測定器と保護機器を理解してから配線・電源を施工し、機器を設置し、区域と感知器個数を決め、最後に点検する流れです。
電気が苦手
次の3講義を先に復習します。
1. 工事・整備①:測定量と計測器、継電器と遮断器
2. 工事・整備②:電線接続、耐火配線、耐熱保護配線
3. 工事・整備③:電源、接地抵抗、絶縁抵抗
設置数値が混ざる
工事・整備④で人が操作・確認する機器、工事・整備⑤で区域、工事・整備⑥で感知器ごとの寸法を分けます。
甲種の製図対策をしたい
工事・整備⑤ → 工事・整備⑥の順で進みます。
警戒区域を決め、感知区域へ分け、取付け面高さ・構造・感知器種別から感知面積を選び、区域ごとに個数を計算します。
実技・鑑別の試験器具が苦手
工事・整備①で計測器、工事・整備⑦で加熱・加煙・減光・テストポンプ・メーターリレー試験器を整理します。
最短ルートは「測る → つなぐ → 電源を取る → 設置する → 区切る → 個数を出す → 試験する」。
7講義をつなぐ施工・点検フロー
| 工程 | すること | 対応講義 |
|---|---|---|
| 測定・保護 | 電圧・抵抗・絶縁・接地を測り、異常電路を遮断 | 工事・整備① |
| 配線施工 | 電線を接続し、必要箇所を耐火・耐熱保護 | 工事・整備② |
| 電源・接地 | 常用・非常電源、接地、絶縁性能を確保 | 工事・整備③ |
| 機器取付け | 受信機、発信機、表示灯、地区音響を設置 | 工事・整備④ |
| 区域設定 | 警戒区域と感知区域を決定 | 工事・整備⑤ |
| 感知器配置 | 感知面積・距離・光軸・視野角で配置 | 工事・整備⑥ |
| 点検・試験 | 回路、受信機、感知器、音響、電源を確認 | 工事・整備⑦ |
7講義の重要数字
| 講義 | 数字・組合せ | 意味 |
|---|---|---|
| 工事・整備① | 10⁶Ω=1MΩ | 絶縁抵抗の単位換算 |
| 工事・整備② | 埋設10mm以上・合成樹脂管20mm以上 | HIV等を耐火構造へ埋設する深さ |
| 工事・整備③ | D種100Ω以下 | 一般的な接地抵抗値 |
| 工事・整備③ | 0.1・0.2・0.4MΩ | 対地電圧別の絶縁抵抗 |
| 工事・整備④ | 受信機0.8~1.5m/座位0.6~1.5m | 操作スイッチの高さ |
| 工事・整備④ | 発信機歩行50m/地区音響水平25m | 機器までの距離 |
| 工事・整備④ | 音響90dB/音声92dB | 地区音響装置の音圧 |
| 工事・整備⑤ | 600㎡・50m | 一警戒区域の原則 |
| 工事・整備⑤ | 2階500㎡・見通し1,000㎡・分離型100m | 警戒区域の主な例外 |
| 工事・整備⑤ | 熱0.4m/煙・差動分布0.6m | はりによる感知区域 |
| 工事・整備⑥ | 熱下方0.3m/煙下方0.6m | 取付け面からの位置 |
| 工事・整備⑥ | 空気管20m以上・100m以下 | 露出長と接続長 |
| 工事・整備⑥ | 分離型80%以上 | 天井高さに対する光軸高さ |
| 工事・整備⑥ | 炎1.2m/道路用1.0~1.5m | 監視空間と取付け高さ |
| 工事・整備⑦ | 常用5回線・予備2回線 | 同時作動試験 |
| 工事・整備⑦ | 差動式スポット型30秒 | 加熱作動試験の目安 |
各数値は工事・整備①~⑦の本文で根拠を示し、2026年8月12日時点の現行法令・消防庁告示・点検基準と照合しています。
過去問33問の索引
各講義の収録数は2~6問です。問題文・選択肢・正解は各講義本文で確認できます。
| 講義 | 収録問題 |
|---|---|
| 工事・整備① | 2026乙24、2026甲26 |
| 工事・整備② | 2024乙23、2025甲26、2026甲27・28・35 |
| 工事・整備③ | 2024乙18、2024甲35、2025乙23、2026乙23、単相3線式200V電路の絶縁抵抗 |
| 工事・整備④ | 2024乙16・20、2024甲33、2025甲34、2026乙17 |
| 工事・整備⑤ | 2025乙7、2024乙17、光電式分離型、警戒区域の面積・1辺の長さ・設定 |
| 工事・整備⑥ | 2023甲31、2025乙22、2025甲32・実技3、2026甲32 |
| 工事・整備⑦ | 2025乙20・実技4、2025甲37、2026乙22、2026甲37 |
元過去問の補正メモ
- 2023年度乙種問19は「交流200V」だけでは対地電圧が確定せず、絶縁抵抗の正解を一意に決められないため工事・整備③へ収録していません。
- 2024年度甲種問33の元解説にある座位操作「1.5m未満」は、現行規則の「1.5m以下」に補正しています。
- 2025年度甲種問37は、流通試験を選ぶ正解番号は維持しつつ、「火災作動試験は存在しない」と読める元解説を使用せず、試験目的で解説し直しています。
工事・整備・点検編の仕上げチェック
- 回路計・絶縁抵抗計・接地抵抗計の用途を区別できる
- 保護継電器と遮断器の役割を説明できる
- 電線接続の原則と耐火・耐熱保護配線の範囲を区別できる
- 常用電源・非常電源・D種接地・絶縁抵抗を説明できる
- 受信機・発信機・表示灯・地区音響の設置数値を言える
- 警戒区域と感知区域の違いを説明できる
- 警戒区域600㎡・50mと主な例外を判定できる
- はり0.4m・0.6mから感知区域を分けられる
- 熱スポットの感知面積から個数を切上げ計算できる
- 空気管20m・100m・1.5m・9m/6mを説明できる
- 煙スポットの廊下・階段の距離を種別ごとに言える
- 分離型の80%と炎感知器の監視空間を図で説明できる
- 受信機4試験と空気管5試験を区別できる
- 加熱・加煙・減光・メーターリレー試験器を対応付けられる
- 点検終了後に連動・音響・蓄積等を復元する理由を説明できる
すべて説明できれば、工事・整備・点検の基礎は完成です。
それでは続いて【工事・整備①】計測器と電路を遮断する機器|消防設備士甲4・乙4【過去問】の過去問をみていきましょう。
