【実技(製図)④】系統図・受信機・共通線・配線本数|消防設備士甲4【過去問】

【過去問】消防設備士甲4の製図④|系統図・受信機・共通線・配線本数
強欲な青木
「系統図・受信機・共通線・配線本数」って、図面のどこから手を付けたらええん!?
条件を読む順番を固定すれば、製図でも落ち着いて解けます!
消防設備士

このページを見たら消防設備士試験 甲4の実技(製図)に出てくる「系統図・受信機・共通線・配線本数」に関する問題が得点源となるはず!

最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)noteの消防設備士「過去問テスト」毎年更新しています。

>> 消防設備士「過去問テスト」

併せて、ご参照ください。

 

系統図で数える電線

役割 数え方
L1・L2… 警戒区域ごとの感知器ライン 原則1区域に1本
C1・C2… 感知器コモン 1本につき7区域以下
A・T P型1級発信機の応答・電話 P型1級の条件を確認
BL1・BL2… 地区音響ライン 区分鳴動なら階ごと
Bc 地区音響コモン 共通1本
U+・U- 表示灯 2本。兼用条件では耐熱配線を確認
甲種4類製図の系統図

最初に線名を全部書き出す。図だけを見て暗算しない。

 

区分鳴動の判定

地階を除く階数が5以上で、延べ面積が3,000㎡を超える防火対象物では、出火階等に限定して警報できる区分鳴動が必要です。

系統図で各階に別のBL線が敷設され、上階へ進むごとにBL線が減っていれば、階ごとに地区音響を分ける区分鳴動と判断できます。

 

2026年度の幹線内訳

2026年度甲種製図問2では、P型1級受信機、10警戒区域、共通線2本、5階の区分鳴動、発信機・表示灯を屋内消火栓設備と兼用する条件でした。

受信機直上の内訳は次のとおりです。

電線 内訳 本数
IV C1・C2、L1~L10、A、T 14本
HIV Bc、BL1~BL5、U+、U- 8本

上階へ進むと各階で使用したL線とBL線を減らします。共通線は、指定された5警戒区域分を使い終えた位置でC1からC2へ切り替えるため、同じ位置で1本減ります。

 

全部で5ポイント


  1. Lは区域ごとCは7区域以下で共用
  2. P型1級はA・Tを確認
  3. 区分鳴動は階ごとのBLと共通Bc
  4. 表示灯はU+・U-の2本
  5. 2026年度の配線本数は5・4・7・5・10・6・12・7・2

それでは以下の「系統図・受信機・共通線・配線本数」に関する消防設備士試験の過去問にチャレンジして、これまでの内容が頭に入っているかを確認しましょう!

 

【過去問】系統図・受信機・共通線・配線本数

P型1級受信機、10警戒区域、共通線2本、5階の区分鳴動、発信機・表示灯を屋内消火栓設備と兼用する条件で、次の各設問に答えなさい。

1. 「地階を除く階数が5で、延べ面積が( )防火対象物」の空欄を答えなさい。

2. 図中①~③の配線本数を順に答えなさい。

3. 図中④~⑥の配線本数を順に答えなさい。

4. 図中⑦~⑨の配線本数を順に答えなさい。

2026年度甲種4類製図問2の系統図

 

次の図は、4階建て防火対象物に設けたP型1級自動火災報知設備の系統図です。図中①~⑥へ入る電線本数を答えなさい。

4階建てP型1級系統図の幹線電線本数を求める問題

 

3階建て・左右2系統の自動火災報知設備について、図中A〜Gの配線本数とHIVで受信機から接続される機器名を答えなさい。受信機はP型1級10回線、地区音響装置は一斉鳴動です。

左右2系統の配線本数問題の問題図

 

1階・2階・小屋裏の感知器個数と条件に基づき、機器・配線本数を記入して系統図を完成させ、HIVの接続先を答えなさい。小屋裏回路の末端は2階の回路試験器へ接続し、受信機はP型2級、他設備との連動はありません。

小屋裏を含む系統図の問題図

 

4階建て自動火災報知設備の系統図について、P型2級受信機を使用できるか答え、図中a〜hの配線本数を求めなさい。表示灯の電源は受信機から供給されます。

P型2級受信機と配線本数の問題図

 

5階建ての系統図について、区分鳴動が必要となる延べ面積の空欄と図中①〜⑨の配線本数を答えなさい。発信機・表示灯は屋内消火栓設備と兼用し、共通線は2本を各5区域で使用します。

5階建て区分鳴動の系統図の問題図

 

7階建て・全15警戒区域・延べ面積4,900㎡の系統図について、6階Aの表示線・共通線・応答線・電話線・表示灯線・ベル線の本数、共通線の最少本数、区分鳴動の条件、全区域鳴動へ移る理由を答えなさい。

6階Aの配線本数と区分鳴動の問題図

 

4〜6階の平面図から系統図を完成させ、屋内消火栓設備との連動の有無と判断理由を答えなさい。地区音響装置は区分鳴動、配線本数と耐火・耐熱保護は必要最小限とします。

4〜6階系統図と連動判断の問題図

 

P型1級・一斉鳴動・他設備との連動なしの4階建て系統図について、ア〜オの配線本数を答えなさい。共通線は警戒区域番号の大きい方から7区域ごとに分けます。

一斉鳴動系統図のア〜オの問題図

 

6階幹線IV6本・HIV4本、1階幹線IV17本・HIV9本の系統図から、鳴動方式、屋内消火栓起動装置との兼用、共通線C1・C2の区域、受信機種別を答えなさい。

配線本数から方式を判断する系統図の問題図

 

※よく出る引っかけポイント

  • 8警戒区域以上でもC線を1本のままにする
  • 区分鳴動なのにBL線を1本だけで全階共用する
  • P型1級のA・T線を数え忘れる
  • 屋内消火栓設備との兼用条件で表示灯線を耐熱側へ入れ忘れる
  • 5警戒区域を使い終えた位置でC線を減らし忘れる

系統図は「全部書く→階ごとに使用済みを消す」。本数だけを記憶しない。

 

強欲な青木
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消防設備士

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それでは続いて【実技(製図)⑤】空気管式・光電式分離型感知器の設備図|消防設備士甲4【過去問】過去問をみていきましょう。