【過去問】消防設備士甲1・乙1の鑑別③|ポンプ・呼水槽・起動用水圧開閉装置

【過去問】消防設備士甲1・乙1の鑑別③|ポンプ・呼水槽・起動用水圧開閉装置

この講義では、水源からポンプを起動するまでを一本の系統として読みます。

水源 → 吸水管 → ポンプ → 吐出配管 → 消火設備

鑑別では、部品名だけでなく「どこへつながるか」「減水・圧力低下・遠隔操作のどれで作動するか」を答えます。

単品の名称ではなく、水源から起動までのつながりで覚える。

 

 

これから覚える4つ

  1. 水源の有効水量と1.65D
  2. 呼水槽の構成
  3. x1f6a8;遠隔起動と始動表示
  4. x2699;起動用水圧開閉装置との区別

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水源の有効水量と1.65D

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呼水槽の構成

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x1f6a8;遠隔起動と始動表示

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x2699;起動用水圧開閉装置との区別

現在地:実技(鑑別)3(3/7)|この講義3問・単元全27問


 

💧 水源の有効水量と1.65D

原問の誤りはC・Dです。有効水量は水槽の総水量ではなく、消防ポンプが確実に吸水でき、他用途に使われない部分です。

所轄消防本部の現行審査基準では、次の基準線が多く用いられます。

  • 床上水槽・高架水槽:送水管上端から管内径Dの1.65倍上方
  • 地下水槽:フート弁の弁シート面から吸水管内径Dの1.65倍上方

共用水槽では、一般用ポンプの吸込可能下限や一般給水用取出しと消防側の基準線の間を有効水量として読みます。

4類型の有効水量

【注意】1.65Dを全国一律の政省令本文の数値とは説明しません。実務では所轄消防本部の審査・運用基準を確認します。

 

 

🪣 呼水槽の構成

記号 名称 役割
A ボールタップ 減水時に自動給水する
B 減水警報装置の発信部 水量低下を検出して警報信号を出す
C 水温上昇防止用逃し配管 締切運転時の逃し水を戻す
D 呼水管 ポンプ吸込側を満水に保つ

減水警報は、呼水槽の水量がおおむね有効水量の2分の1に減るまでに発する必要があります。

呼水槽からポンプ吸込部まで

補給A、減水B、逃しC、呼水D。警報は2分の1まで。

 

 

🚨遠隔起動と始動表示

屋内消火栓の遠隔操作部を操作すると加圧送水装置が確実に起動し、始動表示灯が点灯または点滅することを確認します。

原問の図示方式では、発信機を押すと消火栓表示灯が点灯から点滅へ変わります。しかし、すべての設備がこの方式とは限りません。

現行点検要領の一般形は次のとおりです。

  1. 遠隔操作部または発信機を操作する
  2. 加圧送水装置が起動する
  3. 始動表示灯が点灯または点滅する
  4. 確認後、制御盤の直接操作部で停止する
発信機からポンプまでの起動信号

基準表現は点灯または点滅。停止は制御盤の直接操作。

 

 

⚙起動用水圧開閉装置との区別

起動用水圧開閉装置は、配管圧力の低下を圧力スイッチで検出してポンプを起動します。遠隔操作部の電気信号による起動とは入口が異なります。

起動方式 最初の変化 主な検出部
遠隔操作 押ボタン・発信機の操作 電気信号
消火栓開放 配管圧力低下 圧力スイッチ
流水連動 ヘッド開放等による流水 流水検知装置
三つの起動入口

 

 

✍過去問ベースの代表類題で確認

※以下は、原題の論点・条件・正答を維持しつつ、表・図・文章を学習用に再構成した類題です。原題の問題文・図版そのものではありません。

 

共用水槽の有効水量を判断するとき、一般用の吸込可能下限と消防側の基準線のどちらも無視してよいですか。


 

呼水槽のA~Dと減水警報時点を答えてください。


 

遠隔操作時の始動確認と停止場所を答えてください。


 

まとめ

  • 有効水量は一般用途と消防用途の下限を分けて読む
  • 1.65Dは所轄運用基準として扱う
  • 呼水槽は補給・減水警報・逃し・呼水を一系統で覚える
  • 始動表示は点灯または点滅、停止は制御盤
  • ポンプ外観写真は権利確認後に追加する

 

➡次に進みましょう

強欲な青木
次はどこへ進めばいいですか?

実技(鑑別)の3/7講義が終了です。次は「屋内・屋外消火栓と放水圧力測定」を学習します。
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