【過去問】消防設備士甲1・乙1の鑑別⑥|スプリンクラーヘッドの種類と設置

【過去問】消防設備士甲1・乙1の鑑別⑥|スプリンクラーヘッドの種類と設置

熱・圧力・流量の基礎は、先に機械に関する基礎知識の無料講義で確認できます。この講義では配置法令、作動説明、機器規格を繰り返さず、ヘッドの外観・感熱体・取付け状態の識別に絞ります。配置は法令④、作動は構造・機能10、規格は規格④、計算は製図⑤で扱います。

スプリンクラーヘッドの鑑別は、外観だけでなく感熱体、配管内の媒体、感知器連動、設置場所を組み合わせます。

ヘッド単体、設備方式、設置場所の三層で判定する。

 

 

これから覚える6つ

  1. 閉鎖型ヘッドの構造
  2. 共同住宅用スプリンクラー
  3. 四方式の配管状態
  4. 舞台部は開放型
  5. 湿式流水検知装置はA・B
  6. 実機で見るポイント

現在地:実技(鑑別)6(6/7)



問題の掲載方針

この記事の確認問題は、過去問ベースの類題です。原題の論点・条件・正答を維持しつつ、文章・表・図を学習用に再構成しており、原題の問題文・図版そのものではありません。




最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)ショップの消防設備士「過去問テスト」毎年更新しています。

>> 消防設備士「過去問テスト」

併せて、ご参照ください。

 

🌡閉鎖型ヘッドの構造

  • A:デフレクター
  • Aの作用:放水口から流出する水流を細分する
  • B支柱、C低融点合金、D天秤、E可動片:ヒュージブルリンク

通常時は感熱体が組立荷重を保持し、弁を閉じています。所定温度で低融点合金部が溶融・分解すると弁が開いて水がデフレクターへ当たり散水されます。

ヒュージブルリンク型ヘッド断面

令和7年改正で有効散水半径2.8mのヘッド等が規定されましたが、本問の部品名と作用は変わりません。

 

 

🏠 共同住宅用スプリンクラー

条件 基準
ヘッド 小区画型
感度種別 1種
水平距離 天井各部分から一のヘッドまで2.6m以下
防護面積 一のヘッドにつき13m2以下

2.6mはヘッド同士の間隔ではありません。天井の各点から最寄りのヘッドまでの水平距離です。

2.6mと13m2の配置判定

小区画1種、各点2.6m、1ヘッド13m2。

 

 

🚿 四方式の配管状態

記号 方式 二次側 主な作動
A 開放型・湿式 一斉開放弁下流は待機 感知用ヘッドまたは手動で一斉開放
B 閉鎖型・湿式 加圧水 ヘッド開放による流水
C 閉鎖型・予作動式 加圧空気等 感知器信号で弁開放
D 閉鎖型・乾式 加圧空気 ヘッド開放による圧力低下

原問で手動起動系を持つのはAとCです。これは図示構成に対する答えで、方式名だけから全製品の内部構成を一律化しません。

A~Dの媒体と起動比較

 

 

🎭 舞台部は開放型

政令別表第1(1)項の劇場、映画館、演芸場、観覧場の舞台部に設けるヘッドは、開放型スプリンクラーヘッドです。原問の記号はAです。

現行消防法施行規則13条の2は、舞台部の天井・小屋裏、すのこ・渡りの下面等に関する配置を定めます。

舞台部の開放型ヘッド配置

 

 

💧 湿式流水検知装置はA・B

湿式は流水検知装置の二次側にも加圧水があります。

  • A:開放型+湿式流水検知装置
  • B:閉鎖型+湿式流水検知装置
  • C:予作動式
  • D:乾式
湿式を水で見抜く

 

 

🔎 実機で見るポイント

取付け方向、デフレクター形状、感熱体、標示温度を順に確認します。ヘッド単体で決めず、配管内の媒体、感知器との連動、設置場所を組み合わせて設備方式まで判定します。

 

 

✍過去問ベースの代表類題で確認

※以下は、原題の論点・条件・正答を維持しつつ、表・図・文章を学習用に再構成した類題です。原題の問題文・図版そのものではありません。

 

閉鎖型スプリンクラーヘッドのAの名称と作用、B~Eで構成される感熱体の名称を答えてください。


 

共同住宅用スプリンクラー設備に用いるヘッドについて、型式、感度種別、水平距離、防護面積の4条件を答えてください。


 

本文のA~Dの四方式のうち、図示条件で手動起動・開放系を設けるものを2つ選んでください。


 

政令別表第1(1)項の防火対象物の舞台部に設けるものを、A~Dから選び、ヘッドの種類を答えてください。


 

A~Dのうち、湿式流水検知装置を使用するものをすべて選んでください。



強欲な青木
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