学習範囲:構造・機能|避難はしごの種類と構造
最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)ショップの消防設備士「過去問テスト」で毎年更新しています。
併せて、ご参照ください。
突子、踏子、支持部といった名称は、どの部位が荷重を受けるかに結び付けます。名称だけでなく、器具を展張したときの向きや固定状態を想像して選択肢を比べます。
①:避難はしごは固定方法から見る
避難はしごの種類を問われたら、まずどこで支えられるかを見ます。固定はしごは建築物へ固定して使い、つり下げはしごは取付部からつり下げて展張します。単一式などの語は、はしごの構成や使用状態を示すため、名称だけでなく展張時の姿を想像して区別します。
②:踏子・突子・支持部の役割をつなげる
踏子は避難者が足を掛ける部分、突子ははしごを安定させるための部分として、どの位置で働くかを考えます。部位名と目的を別々に暗記すると、写真や構造図の向きが変わった肢で迷います。荷重を受ける部分、建築物へ接する部分、避難者が使う部分に色分けするつもりで読みます。
③:構造の引っかけを外す
「固定されている」ことと「使用時に展張する」ことは同じではありません。問題文が固定方法、部材の数、突子の有無のどれを聞いているかを先に決めます。用途を説明できても構造の語が違えば誤りになるため、肢の限定語を消さずに比較しましょう。
引っかけ①:条件を一つだけで決めない
補足:はしごの問題では、踏子を足場、突子を安定に関わる部位として位置で確認します。部材の名称を見たら、避難者が体重を掛けるのか、建築物側へ接するのかを考えます。構造図の向きが変わっても、この役割から名称を戻せます。
過去問で確認
【過去問1/7】突子の目的
金属製避難はしごの構造について誤っているものはどれか。
1.横桟の踏面に滑り止め措置がある
2.つり下げはしごの突子は、外壁に接して横揺れを防ぐために設ける
3.立てかけはしごの上部・下部支持点に滑り止め等がある
4.縦棒1本の固定はしごでは横桟先端に横滑り防止用突子がある
【過去問2/7】固定はしごの構造
固定はしごの説明として誤っているものはどれか。
1.防火対象物の壁面などへ固定する
2.収納式はハッチに格納する
3.折りたたみ式は下部を折りたためる
4.伸縮式は下部を伸縮する
【過去問3/7】つり下げはしご
つり下げはしごの構造として最も適当なものはどれか。
1.横桟が同一間隔でない
2.縦棒に相当する部分へワイヤロープを用いるものがある
3.縦棒が1本のものがある
4.突子を一切設けない
【過去問4/7】単一式
金属製はしごのうち、つり下げはしごに該当しないものはどれか。
1.チェーン式
2.ワイヤロープ式
3.折りたたみ式
4.単一式
【過去問5/7】突子の設け方
突子について誤っているものはどれか。
1.縦棒2本の固定はしごの横桟先端に、横桟と平行な突子を設ける
2.縦棒2本の固定はしごでは突子を設けなくてもよい
3.つり下げはしごの突子は、同等以上の強度・耐久性があれば金属に限定されない
4.突子なしでも壁から10cm以上を保てるつり下げはしごは例外となる
【過去問6/7】収納式固定はしご
金属製避難はしごの構造として誤っているものはどれか。
1.固定はしごには収納式・折りたたみ式・伸縮式がある
2.収納式固定はしごは、縦棒を横桟へ収納する
3.折りたたみ式固定はしごは下部を折りたたむ
4.伸縮式固定はしごは固定されているため運搬して使うものではない
【過去問7/7】固定はしごと立てかけはしご
金属製避難はしごの構造・機能について誤っているものはどれか。
1.固定はしごには、横桟へ足を掛けるための突子がある
2.縦棒1本の固定はしごがある
3.つり下げはしごの横桟は所定範囲の同一間隔で取り付ける
4.伸縮式の立てかけはしごには、自動で作動する縮梯防止装置がある
実務メモとまとめ
本文の条件を順に確認し、器具の役割と安全に使うための理由を一文で説明できるようにしましょう。
消防設備士「過去問テスト」は、その名の通り“過去に出た問題” のテストです。
ブログでお馴染みの管理人が過去問に関する情報収集を積み重ね、その中からピックアップして過去問ベースの模擬試験を作成したものです。

上記以外に新傾向問題の情報など提供あり次第、解説を毎年追記して更新しています。これから消防設備士の試験を受けられる方は是非ご覧下さい。
次の学習
次は「緩降機の構造と使用方法」へ進み、この単元の理解をつなげましょう。