現在地:構造・機能2(2/6)|このページ7問
避難はしごは、使い方によって固定はしご、立てかけはしご、つり下げはしごに分かれます。
| 種類 | 使い方 | 代表的な構造 |
|---|---|---|
| 固定はしご | 防火対象物へ常時使用可能な状態で固定 | 収納式、下部折りたたみ式、下部伸縮式 |
| 立てかけはしご | 防火対象物へ立てかけて使用 | 単一式、伸縮式、折りたたみ式 |
| つり下げはしご | 防火対象物からつり下げて使用 | 折りたたみ式、伸縮式、ワイヤロープ式、チェーン式 |
「単一式」は立てかけはしごです。つり下げはしごではありません。
消防設備士
📏 共通寸法
金属製避難はしごの代表的な寸法は次のとおりです。
- 縦棒が2本以上:内法間隔30cm以上50cm以下
- 横桟:直径14mm以上35mm以下、または同等の握り太さ
- 横桟の取付間隔:25cm以上35cm以下の同一間隔
- 横桟の踏面:滑り止め措置
縦棒が1本の固定はしごでは、横桟の先端に縦棒と平行な長さ5cm以上の横滑り防止用突子を設けます。
縦棒間30〜50cm、横桟14〜35mm、横桟間25〜35cm。
🧱 固定・立てかけ・つり下げの固有構造
固定はしご
収納式固定はしごは、横桟を縦棒内へ収納します。収納式・折りたたみ式・伸縮式は、保安装置に至る動作を除き2動作以内で使用可能にします。
立てかけはしご
- 上部支持点:滑り・転倒防止の安全装置
- 下部支持点:滑り止め
- 伸縮式:自動で作動する縮梯防止装置
- 折りたたみ式:自動で作動する折りたたみ防止装置
つり下げはしご
原則として横桟位置ごとに有効な突子を設け、壁面から10cm以上の距離を確保します。ただし、突子がなくても10cm以上を確保できる構造は例外です。
つり下げはしごの突子は、横揺れ防止ではなく壁面からの離隔確保。
✍️ 過去問は全部で7問
過去問 1/7|突子の目的
金属製避難はしごの構造について誤っているものはどれか。
- 横桟の踏面に滑り止め措置がある
- つり下げはしごの突子は、外壁に接して横揺れを防ぐために設ける
- 立てかけはしごの上部・下部支持点に滑り止め等がある
- 縦棒1本の固定はしごでは横桟先端に横滑り防止用突子がある
過去問 2/7|固定はしごの構造
固定はしごの説明として誤っているものはどれか。
- 防火対象物の壁面などへ固定する
- 収納式はハッチに格納する
- 折りたたみ式は下部を折りたためる
- 伸縮式は下部を伸縮する
過去問 3/7|つり下げはしご
つり下げはしごの構造として最も適当なものはどれか。
- 横桟が同一間隔でない
- 縦棒に相当する部分へワイヤロープを用いるものがある
- 縦棒が1本のものがある
- 突子を一切設けない
過去問 4/7|単一式
金属製はしごのうち、つり下げはしごに該当しないものはどれか。
- チェーン式
- ワイヤロープ式
- 折りたたみ式
- 単一式
過去問 5/7|突子の設け方
突子について誤っているものはどれか。
- 縦棒2本の固定はしごの横桟先端に、横桟と平行な突子を設ける
- 縦棒2本の固定はしごでは突子を設けなくてもよい
- つり下げはしごの突子は、同等以上の強度・耐久性があれば金属に限定されない
- 突子なしでも壁から10cm以上を保てるつり下げはしごは例外となる
過去問 6/7|収納式固定はしご
金属製避難はしごの構造として誤っているものはどれか。
- 固定はしごには収納式・折りたたみ式・伸縮式がある
- 収納式固定はしごは、縦棒を横桟へ収納する
- 折りたたみ式固定はしごは下部を折りたたむ
- 伸縮式固定はしごは固定されているため運搬して使うものではない
過去問 7/7|固定はしごと立てかけはしご
金属製避難はしごの構造・機能について誤っているものはどれか。
- 固定はしごには、横桟へ足を掛けるための突子がある
- 縦棒1本の固定はしごがある
- つり下げはしごの横桟は所定範囲の同一間隔で取り付ける
- 伸縮式の立てかけはしごには、自動で作動する縮梯防止装置がある
➡次に進みましょう
次は「緩降機の構造と使用方法」へ進みます。
消防設備士