このページを見たら消防設備士乙7の「接地抵抗と絶縁抵抗」を、過去問で判断する順番が分かるはず!
最新ver.の過去問情報は、青木マーケ(株)noteの消防設備士「過去問テスト」で毎年更新しています。
併せて、ご参照ください。
結論:接地はΩ、絶縁はMΩで整理する
接地抵抗と絶縁抵抗は、どちらも単位にΩを使いますが、確認している対象と数値の桁が違います。
- 接地抵抗は、接地極から大地へ電流を逃がしやすいかを確認する。
- 絶縁抵抗は、電路から大地や他の電線へ電流が漏れにくいかを確認する。
以下は、この区別と測定基準を学ぶために再構成した確認問題です。

| 確認項目 | 基準 |
|---|---|
| D種接地工事の接地抵抗 | 100Ω以下 |
| 地絡時に0.5秒以内で自動遮断する装置があるD種接地工事 | 500Ω以下 |
| 対地電圧150V以下の低圧電路の絶縁抵抗 | 0.1MΩ以上 |
| 対地電圧150V超300V以下の低圧電路の絶縁抵抗 | 0.2MΩ以上 |
| 使用電圧300V超の低圧電路の絶縁抵抗 | 0.4MΩ以上 |
絶縁抵抗を測るときは、測定対象の電源を遮断し、検電器などで停電を確認します。通電したまま絶縁抵抗計を接続してはいけません。
それでは以下の「接地抵抗と絶縁抵抗」に関する消防設備士乙7の過去問にチャレンジして、インプットした内容を確認しましょう!
【過去問】接地抵抗と絶縁抵抗
確認問題1:D種接地工事の接地抵抗
D種接地工事の接地抵抗値は( )以下です。ただし、低圧電路で地絡が生じたときに0.5秒以内で自動遮断する装置がある場合は、500Ω以下とできます。空欄に入る値はどれでしょうか。
- 10Ω
- 20Ω
- 50Ω
- 100Ω
確認問題2:D種接地工事の対象
警戒電路に接続される機械器具へD種接地工事を施す場合、正しい回路区分はどれでしょうか。
- 低圧用で300V以下の回路
- 低圧用で300Vを超える回路
- 高圧用回路
- 特別高圧用回路
確認問題3:絶縁抵抗の測定手順
絶縁抵抗計に関する説明として、最も不適当なものはどれでしょうか。
- 電線相互間および電路と大地間の絶縁抵抗を測定する。
- 電池式と発電機式がある。
- 測定用電圧には、低圧回路用の100V・250V・500V、高圧回路用の1,000V・2,000Vなどがある。
- 屋内配線の電路と大地間を測るときは、分岐開閉器を閉じて通電する。
確認問題4:1MΩ以上を測る測定器
10の6乗Ω以上の抵抗を測定する方法として、最も適当なものはどれでしょうか。
- ホイートストンブリッジを用いる。
- 電位差計を用いる。
- 絶縁抵抗計を用いる。
- 接地抵抗計を用いる。
確認問題5:交流100V回路の絶縁抵抗
交流100Vの屋内配線で、開閉器または過電流遮断器で区切れる電路ごとに電路と大地間を測定します。許容される絶縁抵抗の最小値はどれでしょうか。
- 0.5MΩ
- 0.4MΩ
- 0.2MΩ
- 0.1MΩ
確認問題6:工場別の絶縁抵抗判定
次の表で、絶縁不良の回路がある工場はどれでしょうか。各行の数値は、100V回路/200V回路/400V回路の順です。
- 第1工場:0.4MΩ/0.2MΩ/0.3MΩ
- 第2工場:0.3MΩ/0.3MΩ/0.4MΩ
- 第3工場:0.2MΩ/0.2MΩ/0.5MΩ
- 第4工場:0.1MΩ/0.3MΩ/0.4MΩ
覚え方
- D種接地工事は「100Ω以下」、0.5秒以内の自動遮断で「500Ω以下」。
- 絶縁抵抗は、対地電圧150V以下が0.1MΩ、150V超300V以下が0.2MΩ、使用電圧300V超が0.4MΩ以上。
- 絶縁抵抗測定は、電源遮断と停電確認をしてから行う。
- 接地抵抗のΩと絶縁抵抗のMΩを混同しない。
消防設備士乙7の過去問で「接地抵抗と絶縁抵抗」を仕上げる
消防設備士「過去問テスト」は、実際に出題された情報をもとにした過去問ベースの模擬試験です。
ブログでお馴染みの管理人が過去問情報を収集し、その中から過去問ベースの模擬試験を作成しています。
新傾向問題の情報提供があり次第、解説を毎年追記して更新しています。
それでは続いて【点検・整備⑤】電線接続と金属管工事|消防設備士乙7【過去問】の過去問をみていきましょう。
