【点検・整備①】設置と操作電源|消防設備士乙7【過去問】

【点検・整備①】設置と操作電源|消防設備士乙7【過去問】
強欲な青木
主回路を切ったら、警報器の電源も一緒に切れてええん?
警報機能を止めないよう、操作電源は専用回路として電源側から分岐します。
消防設備士

設置環境、分岐位置、開閉器の定格、赤色表示を順に確認します。

最新版の過去問情報は、学習の進み具合に合わせてこの講義で確認できます。

漏電火災警報器の操作電源を電源側から専用分岐し主回路を切っても警報器を停止させない配線図

漏電火災警報器を確実に働かせるには、変流器・受信機の設置環境だけでなく、操作電源を火災や主回路の遮断から守る必要があります。

  • 複数の防火対象物で警報器を共用できるのは、定められた条件をすべて満たす場合に限る。
  • 振動が激しい場所では防振措置を講じる。
  • 操作電源は専用回路とし、電流制限器などの電源側から分岐する。

以下は、設置条件と操作電源を学ぶために再構成した確認問題です。

 

結論:専用回路・一次側分岐・15A・20A・赤色

操作電源は、原則として電流制限器の電源側から専用回路として分岐します。電流制限器がない場合は、主開閉器の電源側から分岐します。

専用の開閉器には、定格15Aのヒューズ付き開閉器または定格20A以下の配線用遮断器を用い、漏電火災警報器用である旨を赤色で表示します。

数字は「ヒューズ15A、配線用遮断器20A以下」、色は「赤色」とまとめて覚えます。

 

仕組みと確認順

設置場所では、まず湿気・腐食・振動・大電流回路の影響を確認し、必要な防護措置を選びます。操作電源は次に「専用回路か」「主回路を切っても給電できる電源側分岐か」「開閉器の定格と赤色表示が正しいか」の順で追うと、似た選択肢を切り分けられます。

確認対象 判断の軸
設置環境 湿気には防湿、振動には防振、誘導源には離隔など
分岐位置 電流制限器、または主開閉器の電源側
専用開閉器 ヒューズ15A/配線用遮断器20A以下
用途表示 赤色で漏電火災警報器用と明示

 

ここからは「設置と操作電源」の確認問題です。問題文から判断根拠を決めた後で、解答・解説を開いてください。

強欲な青木
要点を確認できたから、過去問で判断してみるん!
問題文の条件を一つずつ照合してから、解答・解説を開きましょう。
消防設備士

【過去問】設置と操作電源

 

完成検査では、変流器は「点検しやすいか」「未警戒電路がないか」「振動で取付状態が変わらないか」を、受信機は「安全な場所か」「操作電源と配線が適正か」を別々に確認します。環境対策、警戒範囲、電源経路を一度に混ぜないのがポイントです。

確認問題1:複数の防火対象物での共用

2以上の防火対象物について、共通の引込口配線へ漏電火災警報器を1個設置できる条件の組合せとして、正しいものはどれでしょうか。

  1. 同一敷地内であることだけ
  2. 同一敷地内であり、管理権原者が同一であること
  3. 管理権原者が同一であり、引込口配線が連接方式であること
  4. 同一敷地内であり、管理権原者が同一で、引込口配線が連接方式であること

 

確認問題2:設置場所に応じた防護措置

設置場所に応じた措置として、適当でないものはどれでしょうか。

  1. 湿度が高い場所なので、防湿措置を講じる。
  2. 振動が激しい場所なので、防爆措置を講じる。
  3. 屋内へ設置できないため、屋外用防水ケースへ収納する。
  4. 大電流回路の影響を受けるため、誘導障害防止措置を講じ、回路から15cm離す。

 

確認問題3:操作電源の専用回路

受信機の操作電源について、誤っているものはどれでしょうか。

  1. 原則として電流制限器の電源側から分岐する。
  2. 専用開閉器に、漏電火災警報器用である旨を赤色で表示する。
  3. 他の消防用設備等の電源に限り兼用できる。
  4. 配線用遮断器を用いる場合は、定格容量20A以下とする。

 

確認問題4:配線用遮断器の定格

受信機の操作電源について、正しいものはどれでしょうか。

  1. 主開閉器の負荷側から専用回路で分岐する。
  2. ヒューズ付き開閉器には定格20Aのヒューズを用いる。
  3. 配線用遮断器は定格20A以下とする。
  4. 漏電火災警報器用である旨を黄色で表示する。

 

確認問題5:操作電源の分岐位置

受信機の操作電源について、正しいものはどれでしょうか。

  1. 電流制限器の電源側から分岐する。
  2. 配線用遮断器は定格15A以下とする。
  3. 他の負荷と回路を共用できる。
  4. ヒューズ容量は20Aとする。

 

確認問題6:ヒューズ・遮断器・表示色

操作電源の専用回路に設ける開閉器について、ヒューズ定格/配線用遮断器定格/表示色の正しい組合せはどれでしょうか。

  1. 15A/20A以下/赤色
  2. 15A/20A以下/黄色
  3. 20A/15A以下/黄色
  4. 20A/15A以下/赤色

 

実務メモ

  1. 複数建物での共用は「同一敷地・管理権原者同一・連接方式」の3条件。
  2. 湿気には防湿、振動には防振、大電流には誘導障害防止。
  3. 操作電源は専用回路で電源側から分岐。
  4. ヒューズ15A、配線用遮断器20A以下、表示は赤色。

現場図では機器名だけを追わず、受信機までの給電経路を電源側へ逆にたどります。主開閉器を開いた状態でも警報機能へ電源を供給できるかを言葉で説明できれば、分岐位置の理解は十分です。

 

まとめと次の講義

設置と操作電源は「環境への防護」「電源側からの専用分岐」「15A・20A以下・赤色」の三組で整理します。次は、作動・検出試験で容量、設定値、試験段階の違いを確認します。

 


強欲な青木
迷わずに回答できましたか?
無料講義で知識を身に付けた後に、過去問ベースの模擬試験で合格圏内かを確認しましょう。
消防設備士

無料講義を終えた後の確認

過去問テストで合格圏を確認する

過去問ベースの模擬試験です。

次に読む講義